彼岸明けは、朝からあいにくの雨で、夕方まで降り続きま
した。春のお彼岸の頃はだいぶ暖かくなり、春本番も間近
に感じていましたが、厳しい「寒のもどり」で、雪が積も
り,とても春が近いと思えないお彼岸でした。
鐘楼門西側に続く石垣の上に咲く、この水仙はいつも水仙
の最後に咲きます。
この寒暖差の繰り返しの中で2月24日に開花し一カ月雪の
日も雨の日も咲き続けた、境内の八重梅の花はほぼ散りま
した。来年また開花が楽しみです。
次に待たれるのが「桜の開花」です。このかれんな水仙の
花が石垣の上の咲いている風情に「桜の開花」まで頑張る
からと早く温かくなってほしいと頑張って咲いています。
寺の境内には桜の木は一本もありません。桜の木は毛虫が
多くつく,祖父母,曾祖父母も桜を植えませんでした。
高知県では今日、全国のトップを切って桜(ソメイヨシノ)
が開花しました。平年より1日遅く、昨年より6日遅い開花
です。今年の桜前線がいよいよスタートです。
当市内でも桜の名所がいくつかあります。
旧大安庁舎近く、宇賀川沿いにある桜並木。(2023年撮影)
北勢町勝泉寺の桜。(2014年撮影)
旧員弁庁舎(現在のいなべ市役所員弁支所)の東側に、南北
に通っている道路の両脇の桜並木。当寺からも近いです。
(2023年撮影)
桜の開花とともに、一日も早く暖かい春が来るのを願います。