能登半島地震発生後、1月3日より、東本願寺(本山)から

現地支援のため、第1次として救援物資とともに職員6名が

派遣されました。いまだ余震が続く中、支援活動を行って

います。

 

真宗大谷派の能登教区で寺院数は361ヶ寺で,震度7を記録

した志賀町には62ヶ寺,輪島市,珠洲市,能登町で155ヶ

七尾市で61ヶ寺です。三重教区は全県で200ヶ寺余りです。

 

北陸3県は真宗王国と言われていました。中でも奥座敷にあ

たるのが能登教区です。長い年月をかけて培われた真宗門徒

人と人のぬくもりある生活が根こそぎ壊されていきます。耐

えがたき法難です。

 

人口比で考えると寺院数は最多です。従って地域に密着した

門徒数の少ない寺が多いと思われます。本堂の倒壊など被害

状況は把握できていません。改修再建を含め非常な困難が待

ち受けていると思われます。


今後、Ⅹ(ツイッター)にて、能登半島地震での宗派の支援

活動や、現地の被災状況等を随時伝えていくとのことで、定

期的にチェックしていこうと思います。

 

「真宗大谷派 災害情報」公式Ⅹ 

https://twitter.com/otaniha_saigai

 

【1月5日の投稿】

『1月1日に発生した令和6年能登半島地震で被害に遭われま

した寺院・教会、ご門徒はじめ被災者の方々に対し、衷心よ

りお見舞い申し上げます。

 

現在、宗派において寺院・教会・ご門徒の被害について情報

収集を行うとともに、救援物資の輸送をはじめとする被災地

支援に努めています。』

 

今日も現地では懸命な救助活動が行われ、珠洲市では地震発

生から124時間ぶりに90歳代の方が救助されるなどニュース

もありました。明日から雪の予報が出ています。さらに過酷

な状況となりますが、一人でも多くの方が救助されることを

願います。

 

地震前の珠洲の街並み。