先月末に収穫した境内の梅の実を、梅ジュースにしようと

思い、三温糖と一緒に瓶に入れて置いてから3週間が経ち

ました。

もう十分梅のエキスが出ているようなので、瓶の底に溜ま

っている砂糖を溶かすため、一旦鍋に入れて沸騰直前まで

温めました。

 

エキスを出し切って、しわしわになった梅の実。

 

瓶に入れ直して保存します。

試しにお湯や炭酸で割って飲んでみたところ、甘すぎずす

っきりとした味わいでした。梅雨明け後は真夏の暑さがや

ってきます。梅にはクエン酸効果があるので、夏バテ防止

に一役買ってくれそうです。

 

大工職人は5人で8時半過ぎから作業開始。

書院洋間に、これまでずっと加工してきた長押が設置されました。

 

赤色の矢印で指したものです。こうして下から眺めると、

どの木材も皆艶があって光っていることがわかります。

 

渡り廊下の腰板張りが始まりました。北側からと南側から、

同時進行で張っていきます。

 

腰板のホゾに目地棒を入れて隙間がないように張ります。

 

腰板は檜から作られており、無節です。渡り廊下へ行くと、

木のよい香りがします。仕上がりがとても楽しみです。

作業は17時過ぎ(1人は午後途中で終了)に終了しました。