宗祖親鸞聖人の御誕生と立教開宗を慶び讃える慶讃法要は、

「人と生まれたことの意味をたずねていこう」をテーマに

午後からの結願法要を迎えました。後住、子どもたちと真

宗本廟(東本願寺)へ参詣しました。

 

子どもたちは初体験,どんな思いでこの法要に参詣したの

か,参詣することで「教えが相続されていく」。子どもた

ちにはまた感想を聞いてみたいと思います。

御影堂門。何度見ても、その大きさに驚きます。参詣者を

圧倒するこの威容と力。素晴らしい。

 

御影堂。奥に見えるのが阿弥陀堂です。五色幕と紫幕,建

物の大きさを際立たせています。

 

阿弥陀堂。
法要の前、稚児衣装をまとった子どもたちが、境内で可愛
らしい姿を披露し,稚児行列で慶讃法要の雰囲気が感じら
れました。奇麗な衣装です。

 

御影堂には大きな架けだしが設置されており、それを上っ

て堂内へと入り,13時過ぎですでに、堂内は結願法要の参

詣者でほぼ満席でした。浜縁回廊には外国人観光客の姿も

多く見られ,団体参拝ではなく個人参拝で席があるかと心

配しましたが無事に座れました。

 

本日の法要次第(東本願寺ホームページより)

お勤めは13時半過ぎより始まりました。多くの僧侶が出仕

し、雅楽を演奏する楽僧も大勢いました。伽陀、阿弥陀経

とも大きな声で声明方が頑張りとても迫力がありました。

子どもたちもこの雰囲気にのまれていました。

 

阿弥陀経読経の後、門首が登高座を終え,下高座をし、行

堂散華をしている間、御影堂門前の舞台では、舞楽が行わ

れました。堂内より出て縁から撮影。行堂散華は、ちょう

ど中央出入口の外から良く見ることができました。お荘厳

も美しく素晴らしかったです。

 

その後、阿弥陀堂へ移動しました。堂内には入らず、出入

口の外から参詣しました。堂内は阿弥陀様を中心とし、黄

金色に輝き、まさにお浄土の世界を表していました。

 

写真は渡り廊下から撮影した境内。写真左側は御影堂で、

奥に見えるのが御影堂門です。再び御影堂へ戻り、正信偈

を一緒に読経しました。堂内は僧侶、参詣者の声が響き渡

り、一体感に包まれました。

 

法要は15時半過ぎに終了しました。心配していた雨は、帰

りの京都駅に向かう時に少しパラつく程度で傘をささずに

済みました。

 

今回、「宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年

慶讃法要」に、全国の真宗門徒の皆様とともに参詣するご

縁をいただいたことに心より感謝いたします。

 

「南無阿弥陀仏。人と生まれたことの意味をたずねていこ

う」を問い直し,気付きを大切に精進してまいります。