日曜の朝、テレビの伝える内容を聞いて、耳を疑った。
第一報では、高速道路のトンネルが崩壊した、というものだった。
続報で、トンネルが崩落したのではなく、天板が落ちたということだったが、
何トンもの重さの天板が、高速走行中の乗用車に降ってきたら、
車なんてひとたまりもないだろう。
もし自分が遭遇したら、、、
トンネルを通ることなんて普通にある。遭遇する可能性は結構高い。
恐ろしい事故だ。
原因は天板を支える吊り具が何らかの原因で破損したのでは、ということらしい。
今日の報道では、事故が起きた笹子トンネルだけ、
打音検査をしていなかったらしい。
やはり、こういった手抜きメンテが、
重大事故を生んでしまうという結果になってしまった。
どんな道路でも、整備にはお金がかかる。
ましてや高速道路ともなると、照明、清掃、
道路や設備(トンネル含む)の補修など、多額の費用が掛かる。
小泉構造改革や民主党の無駄削減など、経費節減が叫ばれるご時世だが、
メンテには十分な費用をまわしていただきたい。
事故ひとつとっても、最近の政治は
「国民の生命・財産を守る」という根本的なことが
できていないように感じる。