先日、ついに新陽祭が終わりました!
生徒会役員にとって、この新陽祭を成功させるために、今まで力をつけてきたと言っても過言ではないイベント。
7ヶ月も前から準備を積み重ねてきました。
そんな生徒会役員について、生徒会担当の教員視点で、新陽祭の彼らについて語りたいと思います。
(ちょっと長めですが、良ければお付き合いください)
当日の朝は、晴れたとても気持ちの良い朝でした。
オープニング前は、緊張が8割、期待や楽しみが2割。
彼らはそんな表情だったと思います。
全校生徒が集まり、いよいよ新陽祭が開幕。
今年のテーマである「僕が目になろう」のスイミーの世界観に一気に引き寄せるアニメーションとアフレコ。
素晴らしい演出だった!
校長からも、すぐに「めっちゃいいね!そしてアフレコ上手い!」と声をかけてもらいました!
今年の新陽祭のテーマは、とりあえず決めたものでもなく、こだわり抜いて決めたテーマだった。
それを生徒会役員も大切にしてくれていました。
新陽祭で、全校生徒教職員が「僕が目になろう」と一歩踏み出してほしい。
そんな願いを叶えるために、いつも彼らは「自分たちは何ができるか」考えていた。
飾りでつけたテーマではなく、何か困ったり、悩んだ時にはいつもテーマに戻り、「私たちは何がしたいのか」を考えて、一緒に走ってきてくれた。
高校生ながら、本当にすごいことだと思う。
何のためにやっているのかを気付いたら忘れ、手段に走ってしまうことは、大人でもよくあること。
それでも彼が迷わなかったのは、何度もぶつかりながらゴールをみんなで考えてくれたからだと思う。
それが、演出にも、彼らの言葉にも、態度にも表れていた。
そんな彼らでも、進行を進めていく中でトラブルは起こる。
それでも、殆どは自分たちで声をかけ、互いに目を合わせ、合図を出し、トラブルに対応していた。
本当に判断が難しいことは、自分たちで勝手に決めず、私に確認をしていた。
素晴らしい仕事っぷりだった。
2日間通して、ステージの進行を生徒たちでやり切った。
私がマイクを握ったことは一度もなかった。
もちろん、そんな彼らにも改善点や反省すべきことはたくさんある。
それは彼らが一番わかっていることである。
後日行った彼らのリフレクションも素敵な内容だった。
これについては、後日投稿したいと思う。
今回の新陽祭は
テーマにこだわった新陽祭
コロナ以降、初めて他校生を呼べるようにした新陽祭
ソーシャルアントレプレナーシップに基づいたPBLと掛け合わせた新陽祭
全学年ハウス制になった新陽祭
実は初めて尽くしでもあった中、新陽祭を終えた生徒たちの声は
「今までで一番楽しくて盛り上がった!」
「去年よりも生徒みんなで楽しめた気がする!」
「執行部の生徒の仕事ぶりがほんとにすごいと思った!お疲れ様でした!」
と本当に嬉しい声をかけてくれた。
生徒会役員の彼らは本当に頑張ってくれたおかげで、創ることができた世界です。
素晴らしい世界を見せてくれてありがとう。
生徒会役員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
厳しいことが9割の私で、よく生徒会役員に叱っていた気がするけど、それでもついてきてくれてありがとう。
この生徒会役員の形や想いを、一緒に継承していきましょう。
(最後までお読みいただきありがとうございます)