生徒会役員顧問の号刀です。

 

前回に引き続き、新陽の生徒会役員について記載させていただきます。

 

今回は新陽祭のテーマを決めるまでを紹介したいです。

 

このテーマが決まるまでは、非常に長い道のりでした。

 

積み重ねた会議の議事録を振り返ると、去年の12月15日からテーマについて会議を重ねていました。

 

テーマが決まるまでに約半年かかりました。

 

 

 

「どんな新陽祭にしたい?」

 

こんな問いから始まったと思います。

 

 

「去年は、参加せずに遊んでる人たちがいっぱいいたから、みんなで新陽祭を作りたい」

 

 

「みんなで本気で挑戦したい」

 

 

「今までにない新陽祭にしたい」

 

「準備からみんなで楽しめるようなもの」

 

 

「それをシンプルな言葉で伝えるには。。。」

 

 

こんなやりとりをしながら、候補が出ては、やっぱり違うを何度も繰り返しました。

 

 

ここでボツになった案を紹介します。

 

 

ボツ案①:群舞

全員で群れて舞うように、全員で新陽祭を作りたい。

→メッセージ性、インパクトが弱い

 

 

ボツ案②:瑠璃

美しくかがやく青い宝石、個性協調性友情青春を一緒に探して冒険しよう

→惜しいけど、もう一つ

 

 

2つとも、本気で考え、本気で話し合いながら絞り出した候補ではあったのですが、決めきれませんでした。

 

 

 

その過程を経て、ついに決まったテーマがこちらです。

 

 

 

「僕が目になろう」

 

 

これはスイミーという絵本の中のセリフから取りました。

 

 

 

みんなと異なり、自分だけ体の色が異なるスイミーが、その違いを活かして、他の魚たちと擬態となって困難に立ち向かう時のセリフです。

 

 

「これってまさに多様性じゃない?」

 

 

「目指したいメッセージが詰まっているかも」

 

 

「みんなと力を合わせていく感じがあるよね」

 

 

「自分一人だけが違くても、自分の個性が発揮する場面はあるって感じがいいよね」

 

 

こうした語りと、意味をメンバーで擦り合わせて、新陽祭のテーマが決まりました。

 

 

このテーマを通して伝えたいキーワードが以下の通りですl

 

 

集団の中で、自ら周りを引っ張っていく「一歩」

 

生徒一人ひとりが、生徒主体の意識を持ち、積極的に挑戦する「一歩」

 

周りの生徒と協力し合いながら協働する「一歩」

 

「一歩」を誰もが踏み出せる新陽祭にしたいという願いが込められています。

 

 

そして、このテーマが先日の全校集会で、生徒会長より語られました。

 

 

このテーマに向かって、今年の新陽祭を素晴らしいものにしていきたいと思います。

 

生徒会長の語り

副委員長による新陽祭アンバサダーの募集