以前お伝えした『新陽にしかない授業 Vol.1』

 

に続き、Vol.2をお届けします。

 

ズバリそれは

e-sports研究」です。

アウトドア探究」と並んで人気の高い授業です。

自ら選択している授業なのでモチベーションの高い生徒が集まっています。

 

もちろんただゲームをしているわけではありません

ゲームのスキルを伸ばすことは必然的に起こりますが、

1.情報収集・情報分析・リテラシーというようなICT活用スキル

2.社会人基礎力(アクション・シンキング・チームワーク)

獲得するという大真面目な目標があります。

 

ではどのようなやり方でそれを達成するのでしょうか。

 

e-sportsは個人競技ではなく、チーム競技です。

チーム競技ですので、チームメイトとの連携は欠かせませんが、

ゲームは常に進行しているので、

瞬時に必要な情報やり取りし、

チームが勝つために考え行動しなければなりません。

まさに上に書いた1と2が連続して起こり続けるわけです。

これはe-sportsやスポーツ特有のことかもしれませんね。

 

また「e-sports研究」では(でも)

一般企業と連携した授業を展開しています。

テーマは

なぜ御社はe-sportsに携わっているか。

 e-sportsを通してどのように社会貢献したいか」などです。

生徒の手順は

1. e-sportsに携わっている企業を自分で見つける。(NTTやコカコーラなど)

2. インタビューの許可をメールまたは電話で取り付ける。

3. 対面またはオンラインでインタビューする。

4. インタビュー内容を発表する。

というもの。

 

情報収集、電話の掛け方、メールの書き方、インタビュー原稿の作成、

挨拶の仕方、話の聞き方、所作など

これこそ社会人基礎力トレーニングです。

 

教科担任に話を聞くと

授業スタートの時よりも手を挙げての発言や、協働する姿が増えた。

アンケートの結果を見ると自己肯定感も上がったように見える」とのこと。

 

 

 

e-sports 🟰 ゲーム のみならず

e-sports 🟰 社会人基礎力 なんですね!