新陽高校には20の運動部・文化部・局があります。

皆さんは高校時代、何部でしたか?

 

新陽高校の部局は基本的に

2名程度の顧問がいます。

多くの場合はメインの顧問がいて、

サブの顧問がサポートに入るような

一般的な高校と同じイメージです。

 

 

しかしある部活では、

新しい取り組みがスタートしています。

 

それはサッカー部です。

通常の顧問(監督)1名体制から

6名体制へと移行し活動を開始しています。

 

6人体制はこれまでの部活顧問の

デメリットを解決するための最適解

ようです。

 

部活顧問と言えば

長時間拘束(自分の時間がなく、授業準備もままならない)

業務過多(技術指導の他、大会手続き、顧問会議、審判講習など)

専門外(技術指導も然り、体のケアやメンタルケアなど)

などの問題が挙げられます。

 

新陽サッカー部の顧問6人体制

お互いの強みを活かし

技術指導・メンタルケア・事務処理など業務を分担

しています。

また指導時間も分担することで

長時間拘束という問題もクリア

しています。

 

また生徒にとっても

複数の顧問がいることで

状況や相談内容に合わせて

その時々にベストな顧問と話ができる

という大きなメリット

あります。

「点」で支えるのではなく

「面」で支える。

新陽の新しい顧問の形です。

 

特筆すべきは、

管理職が作った体制ではなく、

6人が自発的に集まり組織した体制

であることです。

 

どうして6人が集まったのか。

 

それは、

生徒のためです。

生徒の「やりたい」を

継続的に応援するためです。

 

もう一つ顧問6人体制を実現し得る大切な要素

あります。

それは教員間のコミュニケーションが潤滑

であることです。

 

6人もいればすれ違いや

衝突が起こりかねません。

しかし新陽では「学習する学校」

目指して毎月研修を重ねています。

フリーアドレス(固定の席がない)な

職員室なので会話や対話が多いことも

大きく影響しています。

 

6人の顧問と部員たちが作り出す

新しい新陽高校の部活の形に

注目してください。