4月23日(日)
一部リーグ 新陽 4-4 第一

昨年まで北海道プリンスリーグで戦っていた札幌第一。全国大会出場経験のある強豪チームに、私たちは勇気を持って挑みました。立ち上がり10分、前線から猛烈にプレッシャーをかける新陽は第一のミスを誘い先制点を叩きこむ。
しかし第一も、コーナーキックからドンピシャの見事なヘディングシュートで同点とし、その後もクロスから逆サイドでヘディングで合わせて新陽は逆転を許す。
1-2のまま前半が終わろうとしたその時、再び前線からのプレッシャーからビッグチャンスを作り、それを確実に決めて同点とし、前半終了。


後半に入り、徐々にペースを上げる第一に対して、
少しずつマークのズレが生じて押し込まれる場面が多くなる。
第一が得点し、突き放しにかかる。
しかし新陽はペナルティーエリアで受けた山田が果敢に前を向いて仕掛けたところ相手はたまらずファール。PKを佐藤が冷静に決めて追いつく。
第一がさらに得点しもう一度突き放しにかかる。
新陽は諦めずにチャンスを作り仕掛け続けたその結果、相手のファールをさそい、2本目のPKを同じ佐藤が同じコースに思い切りの良いシュートを見事にきめて、再び第一に追いついた。
残り15分は、体力的にもかなり厳しい状況だったが、何とか相手に食らいつき、体を張って相手のシュートを止め、最後の第一の猛攻をしのぎ切った。
総合力、個人のポテンシャルは第一の方が一枚も二枚も上だが、その中で自分たちが今出来ることを見極め全員で集中してやりきることができた、我々に取ってはものすごく価値のあるドロー勝ち点1であったと思います。勝つことはできませんでしたが、試合が終わってベンチに帰ってくる彼らの表情が何かをつかんだようなとても良い顔であったことが印象に強く残っています。

三部リーグ
新陽2'nd 0-4 札幌月寒



長谷川コーチからの報告によれば、
ボールを支配される時間が長く、なかなかチャンスメークすることができずにこの結果に至ったと聞きました。

相手がボールを支配している時に、どこでボールを奪い、攻撃のスイッチを入れて時間をかけないでシンプルにゴールに向かうのか?それができない時にいかにボールを失わないようにポゼッションするのか?
セカンドチームは一年生も出ているので、
チームのコンセプトをしっかり整理し、
同じ絵をみんなで描けるように、その中で自分の一番の仕事は何なのかを、しっかりと考えて表現してほしいと思います。失敗を恐れずに積極的に挑んで欲しいと思います。

サッカー部 監督 盛田 至