アルゼンチン留学も残るは2週間になりました!
今週は大事件が勃発しました!
それは今週の木曜日のことです。
いつもは、僕のお世話をしてくれる日本人の人と一緒に練習に行って帰ってくるのですが、その日は初めて別の仕事で来れなくて、僕が1人で練習に行って帰ってくる日でした。
それでもアルゼンチンへ来てから1ヶ月、毎日練習に行っているので、1人でも余裕だと思って1人練習に向かいました。
事件は、その帰りに起こりました。
帰りは、まずバスに乗って、ハンバーガーの大っきな看板があるところで降り、そこから地下鉄に乗り、家に帰るという流れでした。
順調にバスに乗り、ハンバーガーの看板がくるのを待っていました。
しかし、大きい看板なのでいつもなら遠くからでも見える看板が中々見えません。
不安になって来て辺りを見回すと、ハンバーガーの看板の次に目印にしていた八百屋さんがありました。
僕は急いでカバンを持って、バスから降りました。
なんとか無事にいつものバス停に降りました。
しかし、なぜいつもはあるハンバーガーのあんな大きな看板がなかったのか。
改めて、いつもハンバーガーの看板がある位置を見ると、なんと!
ハンバーガーの看板が、期間限定のナゲットの看板に変わっていたのです!!
多少ビックリしたものの、ここまではいつも通りでした。
ホッとひと息、僕はいつもの様に地下鉄に向かいました。
そして、改札を抜けようとした時に次の事件は起こりました。
「あ、財布がない…」
頭が真っ白になりました。
僕は急いでカバンの中身を全部出して探しましたが、財布は見つかりませんでした。
ポケットに入れていた財布を、焦ってバスから降りた時に落としてしまったのです。
お金は最悪の事態を想定して、元々必要最低限しかいれて無かったので、問題はそこではなく、SAPICAです。
アルゼンチンでは切符を買う制度は無く、SAPICAにお金を事前に入れて、改札を通る制度です。
したがって、ここにきて僕は絶対に自分の力では改札を通れない状況に陥ってしまいました。
言語が通じない場所で、この状況はかなりヤバいので、まず海外ではWi-Fiが無いと電話もLINEも出来ないので地下鉄のWi-Fiにログインして繋げました。
そしていつもお世話になっている日本人に電話して、ここまでの経緯を話しました。
すると「そうなったら俺が迎に行くか改札いれてもらうかしか無いから、取り敢えずガッツで改札抜けろ」と状況にあった的確なアドバイスを頂いたので、僕はここで勝負に出ました!
小熊先生とハンナから日頃受けている英才教育の力を遺憾無く発揮して、改札を通ろうとしているアルゼンチン人に片言の英語で「財布をバスに忘れたからSAPICA貸して欲しい」と言いました。
すると奇跡的に通じて、なんのためらいもなくSAPICAを貸してくれました!
僕はその人に人生で1番gracias(ありがとう)を連呼しました!!
そして無事に地下鉄に乗れて、駅について降りて、家の前までま来たその時でした!
「あ、財布に鍵入れてたから鍵ももない…」
なんと、鍵もなくしていたのです!
鍵がなくてはマンションの入り口すら入れないシステムになっているので、僕は絶望しました。
すると、奇跡的に入り口からいつも料理を作ってくれるディエゴさんが出て来て、中に入れてもらいました!
不幸中の幸いです!
こうして僕は海外でのトラブルを乗り越えました、めでたしめでたし。
財布と中のお金と鍵は失いましたが、それと引き換えにもっと大切なものを得た気がします。
これは負け惜しみではなく、本心でいい経験したな、と思います。
以上アルゼンチンからでした!!
あ、3年生の皆さん卒業おめでとうございます!

写真&文:猪本大稀
記事投稿:広報 高橋励
今週は大事件が勃発しました!
それは今週の木曜日のことです。
いつもは、僕のお世話をしてくれる日本人の人と一緒に練習に行って帰ってくるのですが、その日は初めて別の仕事で来れなくて、僕が1人で練習に行って帰ってくる日でした。
それでもアルゼンチンへ来てから1ヶ月、毎日練習に行っているので、1人でも余裕だと思って1人練習に向かいました。
事件は、その帰りに起こりました。
帰りは、まずバスに乗って、ハンバーガーの大っきな看板があるところで降り、そこから地下鉄に乗り、家に帰るという流れでした。
順調にバスに乗り、ハンバーガーの看板がくるのを待っていました。
しかし、大きい看板なのでいつもなら遠くからでも見える看板が中々見えません。
不安になって来て辺りを見回すと、ハンバーガーの看板の次に目印にしていた八百屋さんがありました。
僕は急いでカバンを持って、バスから降りました。
なんとか無事にいつものバス停に降りました。
しかし、なぜいつもはあるハンバーガーのあんな大きな看板がなかったのか。
改めて、いつもハンバーガーの看板がある位置を見ると、なんと!
ハンバーガーの看板が、期間限定のナゲットの看板に変わっていたのです!!
多少ビックリしたものの、ここまではいつも通りでした。
ホッとひと息、僕はいつもの様に地下鉄に向かいました。
そして、改札を抜けようとした時に次の事件は起こりました。
「あ、財布がない…」
頭が真っ白になりました。
僕は急いでカバンの中身を全部出して探しましたが、財布は見つかりませんでした。
ポケットに入れていた財布を、焦ってバスから降りた時に落としてしまったのです。
お金は最悪の事態を想定して、元々必要最低限しかいれて無かったので、問題はそこではなく、SAPICAです。
アルゼンチンでは切符を買う制度は無く、SAPICAにお金を事前に入れて、改札を通る制度です。
したがって、ここにきて僕は絶対に自分の力では改札を通れない状況に陥ってしまいました。
言語が通じない場所で、この状況はかなりヤバいので、まず海外ではWi-Fiが無いと電話もLINEも出来ないので地下鉄のWi-Fiにログインして繋げました。
そしていつもお世話になっている日本人に電話して、ここまでの経緯を話しました。
すると「そうなったら俺が迎に行くか改札いれてもらうかしか無いから、取り敢えずガッツで改札抜けろ」と状況にあった的確なアドバイスを頂いたので、僕はここで勝負に出ました!
小熊先生とハンナから日頃受けている英才教育の力を遺憾無く発揮して、改札を通ろうとしているアルゼンチン人に片言の英語で「財布をバスに忘れたからSAPICA貸して欲しい」と言いました。
すると奇跡的に通じて、なんのためらいもなくSAPICAを貸してくれました!
僕はその人に人生で1番gracias(ありがとう)を連呼しました!!
そして無事に地下鉄に乗れて、駅について降りて、家の前までま来たその時でした!
「あ、財布に鍵入れてたから鍵ももない…」
なんと、鍵もなくしていたのです!
鍵がなくてはマンションの入り口すら入れないシステムになっているので、僕は絶望しました。
すると、奇跡的に入り口からいつも料理を作ってくれるディエゴさんが出て来て、中に入れてもらいました!
不幸中の幸いです!
こうして僕は海外でのトラブルを乗り越えました、めでたしめでたし。
財布と中のお金と鍵は失いましたが、それと引き換えにもっと大切なものを得た気がします。
これは負け惜しみではなく、本心でいい経験したな、と思います。
以上アルゼンチンからでした!!
あ、3年生の皆さん卒業おめでとうございます!

写真&文:猪本大稀
記事投稿:広報 高橋励