夕日に映る大豆がとても命の重さと生命の無限さを教えてくれているようです。
今回のアグリ合宿は3年生限定ということで最後の思い出作りに大豆の収穫に行ってきました
本当に最後なのかな~~って思うと寂しくなりました
でもまだまだ合宿以外にもたくさんやることはあるので頑張ってください!!
そしてすばらしい出来事が起こりました!
昨日開明地区の農家の方にあいさつに行き、いつもお世話になっているクワバラさんにいろいろアドバイスをもらっていたところ、どうしてもお願いしたいことがあったので帰るときに・・・
「くわばらさん!!籾殻をいただくことできませんか!??」
「え?」
当たり前に聞き直されましたが、僕が今の土地にどうしても籾殻が必要で、探し回っていることを伝えると
「よしわかった!のこり少ないけどやる。」
「本当ですか!!?」
無償で提供してくれました!
もみがらとはお米を精米するときに出る表皮の部分で、強アルカリ性で、粘土質土壌の改良にとても好都合な素材なんです!!
「本当に助かります!!!ありがとうございます!!」
「わかった!!あした撒いといてやるから!!」
ってなんてうれしいことでしょう。
クワバラさんも何年も前に畑に籾殻を撒いていたら近隣の農家さんから笑われ、馬鹿にされたそうです。
昔は籾殻がただのゴミ扱いされ、処理するのに悩むものでしたが、最近になって籾殻の栄養価や効果が見直され、なくてはならない栄養分として農家から愛されています。
一通り撒き終わってからなにやらクワバラさんが電話をしている。
聞くと仲のいい米農家さんに電話して余っている籾殻をすべて分けてもらえるようにたのんでくれたのです!
この札幌の素人農業団体の僕たちのために!!
優しさと思いやりに感動するばかりでした!!
そして今日撒いてもらった量は2トントラックに4回分!!!
このお礼はどうしたらいいんですか!!うれしすぎて言葉が出ません!!!
絶対に成功させてやる!と改めて決意しました。
僕もこれから先自分が頑張ることももちろん目標だが、困っている人、頑張っている人が隣にいたら優しく手を差し伸べられる人間になることも目標にしていきたいと思いました。
記事投稿:アグリクラブ担当 田渕