以前にも何かの媒体で書きましたが、
小学校高学年~中学年代にかけ、
ケガしたおかげで、
身長が伸びた、、
といった話をよく聞きます。
正しくはケガをしたから身長が伸びた、、、
ではなく、ケガした事で
"休まざるを得ず"
体の成長が促進された、、
と言う事です。
以前関わってたチームの選手(身長185㎝)が、、、
僕、中学の時脛の骨を骨折して、
休んでる間に、
めちゃくちゃ身長伸びました、、、
その選手は、はっきりと
"休んでたから伸びた"
と言い切った。
今まで診て来た、スポーツ障害、、、
踵、膝、脛、、、等の痛みを持ってる、
小学校高学年から中学にかけての
選手達というのは、
話しを聞いてると、だ~いたい、
1週間休みなく活動してるケースがほとんど、、、
中には1週間、7日間なにかしらの
スクールでサッカーしてる子も居て、
さすがに、それは休むべきです、、、
と伝えた事もあります。
週末は所属チーム、週間は、
○○スクール、○○スポーツ塾、、
と休みなく常に体を動かしてる、、
(動かされてる、、、)
で、なんでこの痛みは
起こるんでしょうかね、、、
と言われても、そりゃやりすぎ
以外の何物でもありません。
やらなきゃ、上手くならない、、、
と錯覚しております、、
もちろん、やらないと
上手くならないと思います。
しかしながらその負荷が
適切ではありません、、
努力した者が、上手くなる、、、
もちろんそう思いますが、
その努力の仕方もあります。
育成年代特に、
小学校~中学にかけては、
ちゃんと休ませる事が成長につながる、、、
と言う事を、指導者というより、
保護者の方達が理解すべきです。
以前某プロ選手をケアしてて、
その選手いわく、、、
自分の息子が入ってるチーム、
活動が多く、全国あらゆる所に
遠征にも行き、休みが
ほとんどないんですよ、、、
見てて子供達なんか
皆背が低いんですよね、、、
それって、
休みがないからですよね、、と、
彼は気づいていました、、
小学校高学年くらいになると、
グッと身長が伸びはじめ、
足で踏ん張る力も強くなります、、
身長が伸びると言う事は、
骨が急激に伸びてると言う事、
骨を動かしてる筋肉がそれに
ついていけず、いわゆる付着部等に
必要以上の負担が来て、障害が起こります。
もし関わってる選手、
自分の子供がケガしたら、、、
もちろん速く治そう、、、ですが、
しっかり休んで体を大きく出来るな、、
と伝える事も出来ます。
育成年代はしっかり休ませること
大切な事です。