今日は少し不思議なお話です。
1920年代、アメリカのUCバークレー大学で、グリセリン(液体)を固体にする研究が行われていたそうです。当時、人類はグリセリンの凝結方法を知らなかったので、グリセリンは液体から固体になった事がなく、UCバークレーの研究者も頭を悩ませていました。
あるとき、研究者がグリセリンを入れたフラスコを幾つも用意し、各フラスコに蓋をし、密閉をしていた際、研究者も意図しなかった結果ですが、一つのフラスコだけが、蓋が外れてしまい、その際入り込んできた湿気やその他の成分と混ざり、偶然にもグリセリンが固体に変わったそうです。
不思議な結果はここから。
本来であれば、そのフラスコの中身しか変化しないはずが、部屋にあったグリセリン全てが凝結したそうです。
この結果に対して、ユングやフロイト等、深層心理学の研究ではこんな説が唱えられています。
100匹目の猿という話はご存知でしょうか。
とある群れの猿が、芋を洗って食べるようになりました。最初は一匹、二匹でしたが、徐々にその数が増え、100匹に達した時点で、まったく離れた都道府県に住んでいる複数の猿が、芋を洗って食べるようになり、全国に広がったそうです。
これは、ある行為や、考えがある一定の人数に広がると、普段我々が使っている顕在意識ではなく、潜在意識や、その更に下の、その種にとっての共通意識であると言われている深層心理によって、その種全体に広がっていくという説です。
イギリスのBBCでは、この説を検証すべく、こんな実験が行われました。二つの問題を用意し、正解率を調査したところ、どこの国でも10%程度。そこで、片方の問題だけ、イギリス国内のみで放送されるBBCで正解を流したところ、なんと、他の国でも、イギリス国内で正解を流した方のクイズだけ、正解率が二倍に上昇し、正解を放送しなかった問題は、正解率が10%のままだったそうです。これは、その問題の正解が、イギリス国内のある一定人数の認知された結果、人類の深層心理を通じて、他国の人の正解率もあがったという検証結果になります。
最初のグリセリンの件も、この説からすると、グリセリンという物体が誕生して以来、初めてグリセリンが凝結した為に、その情報、凝結する為の方法が一斉に他のグリセリンに広がったとという考え方になるそうです。
世の中には不思議なことがたくさんありますねー。