今日はこんなお話です。
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一人の老婦人が、ビッツバーグのデパートを歩いていました。外はどしゃぶりで、婦人は売り場を次々ゆっくり見て廻り、ショーケースの中の品物に興味を引かれたのか、時々足を止めたりしました。
店員は誰もこの婦人に注意を払いませんでした。
「あの人はきっとひまつぶしよ。」というのが聞こえました。
婦人が次の売り場に立ち寄ると、そこの男性店員が
「いらっしゃいませ」と応対に出ました。
婦人が、雨がやむのを待っているだけだと答えると、
「それでは椅子をおもちしましょうか?」
といい、彼女の返事を待たずに椅子を持って来ました。
雨がやむと店員は、婦人の手をとって表まで送って行きました。帰りしなに、婦人が名刺が欲しいと言ったので、彼は名刺を手渡しました。
それから数ヵ月後、このデパートの店長のところに手紙がきて、家具の注文をしたいから、その店員をスコットランドまで送って欲しいといってきたのです。
店長は、その店員は家具の担当ではないから、代わりに別のベテランの担当者を面接に行かせます。と返事をしました。
すると、「私の希望は彼にスコットランドに行ってもらうことなのです。」という手紙が来ました。
その手紙の差出人は、鉄鋼王、アンドリューカーネギー。そう、老婦人はカーネギーの母だったのです。家具を注文しようという家は、カーネギーがスコットランドに所有している城で、結局、その店員は莫大な金額の家具の注文を取って返ってきました。彼はたった一回の親切で、カーネギーの興味を引き、彼はその後、最終的にはデパートの共同経営者にまでなりました。
たった一回の親切。彼はラッキーだったのでしょうか。それは決して偶然ではありません。たった一回の親切には、彼の人格が全て表れています。1歩余分に進む。一つでもプラスのサービスを提供する。そのような人格や、努力が積み重なり、必然のような結果がついてきたのです。
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まったく関係ありませんが、先日出演したTUBEのコンサートがDVDになります。おいら、アンコールから4曲出てます。全体の引きの映像の時は映ってるはず。やったぜかあちゃん。