今日はこんなお話です。
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心の美しいお姫様の口からは、
彼女が話すたび宝石がこぼれ出ました。
・ ・ ・ ・・ 宝石姫。
話すたびに、その言葉たちは宝石となって
お姫様の口からこぼれ出る。
ルビー・サファイア・ダイアモンド
言葉が宝石になるなんて。
では、私の口からこぼれ出るものは……?
私の口からこぼれ出るもの。
私の口からこぼれ出るものが、
丸くてあたたかい石であるならば。
海の波はとがったガラスを、丸くあたたかい石に変える。
1年に何度か海に行く。
浜辺でいろんな美しいものや珍しいものを拾う。
ガラスの石は大好きなもののひとつ。
薄緑や薄荷色のガラスの石。たくさんの時を知っている甘い色。
その石を拾って家に帰り、水槽に入れたり、
ジャムの空き瓶に入れたりする。
とがった石を見つけると、
「波にあらわれて丸くなったら家に持って帰ろうね。」
子どもたちにそう言ってその石を海に投げる。
波にあらわれて優しい石になりますように。
私の言葉が、
波にあらわれた優しい石でありますように。
砂に埋もれていても、いつか誰かが見つける。
手にとって空き瓶に入れ、別の誰かに贈られる。
言葉が形を持ち、いつまでも残るのであるならば
私の言葉は丸くあたたかい石でありますように。
波にあらわれた優しいガラスの石でありますように
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「行く言葉が美しければ、来る言葉も美しい」
という言葉があります。
旧約聖書の一番最初の文節は、
「はじめに言葉ありき」です。
斉藤一人さんも、
「人間は言葉に引っ張られる」
と言っています。
たとえば、「ありがとう」と口に出して言ってみると、
「・・・どうしてありがとうなんだろう??」
と脳は理由を考えるんだそうです。
そうすると、現在感謝できる事柄、
たとえば天気が良い事や、五体満足であることなど、
感謝できることを探すんだそうです。
自分が発する言葉が優しければ、
きっと回りも自分に優しくなってくれると思います。