今日は日本メンタルヘルス協会の衛藤先生から聞いたこんなお話です。
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あるご主人が病気で奥さんを亡くされて、
初めてキッチンで家事をしたそうです。
その時にキッチンで食事を作る大変さに、
ご主人は初めて気がつきました。
料理を作るためにはメニューを考えたり、
買い物をしたりすることも必要だとわかりました。
奥さんが元気だった頃、
仕事から帰ってきたご主人は奥さんに、
「食事はまだできていないのか?」
と、怒鳴っていましたが、
奥さんは何の文句も言わずに、
「ビールを飲んで待っていてください」
と言って、ビールを出してくれていたそうです。
その時の奥さんの姿を思い出して、
ご主人は涙が出たそうです。
奥さんが亡くなって初めて洗濯をしたときは、
水の冷たさに初めて気がついて、
なぜ、奥さんの手が荒れていたのかがわかりました。
寒い日に、笑顔で洗濯物を干していた奥さんの姿を思い出して、こんな大変なことを毎日笑顔でしていてくれていたのかと思ったそうです。どうして一言だけでも、ねぎらってあげられなかったのだろうかと、とても後悔したそうです。
このご主人は、衛藤先生に、
「先生。。。。リビングと、キッチンは、
数メートルしか離れてないんです。
どうして、この数メートルを僕は、
彼女にねぎらいの言葉をかけるために
歩かなかったんでしょうね。
先生。。。
今では、キッチンとリビングの距離が、
永遠の距離になってしまいました。。。」
と涙ながらに語られたそうです。
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居てくれてあたりまえ。。。
と思っているうちが、花だと思います。
と、いうことで、今このブログを読んでいるであろう我が家のおとうちゃん、我が家のキッチンとリビングも数メートルしか離れておりません。
もうすぐおかあちゃんの誕生日ということもありますし、
当たり前のように居るうちに、
感謝の言葉をかけてあげてください。
息子