今日はこんなお話です。
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あるとき、一人の牧師が田舎道を車で走っていると、左手に美しい農場が見えてきました。それは、すばらしく手入れの行き届いた農場で、きれいな柵がめぐらされ、作物が緑豊に実っています。私道の両脇には高く青々としたポプラ並木があり、青く美しい空を背景に、まっすぐ連なっています。すべてが息を呑むような美しさで、そのまま絵葉書になりそうな光景でした。
すると、遠くに、一人の農夫がトラクターを運転しているのが見えました。麦わら帽子をかぶり、年季の入った明るい青のオーバーオールを着ています。牧師は道の脇に車を止めて、農場を囲む柵に寄りかかり、しばし美しい農場を眺めながら、この美しい農場の持ち主である農夫にしばし感嘆していました。
やがて牧師に気づいた農夫が、牧師のほうに歩いてきました。近づいてきた農夫に牧師はにっこりほほえみ、手を振りながら言いました。
「こんにちわ。神はあなたに美しい農場をお与えになったようですね。」
すると農夫は立ち止まり、無言のまま傷だらけのごつごつした大きな手で、ポケットから古いハンカチを取り出して汗を拭いました。農夫はしばらく牧師に目をやったあと、しっかりとした声でこう言いました。
「ええ、まったくです。牧師様。
神様はこの俺に美しい農場を与えてくださいました。
でも、与えてくださる前の農場を、
是非おみせしたかったですよ。」
ーボブ・プロクターー
人生は神様によってのみ創られたり、
他の人の行動に依存して決められるのではなく、
自分自身が創り上げるものだという事でしょうね。
愛を込めて
管理人