今日は、「やすらぎ療法」のジャンポルスキー博士の著書に載っている実話を紹介します。


ジョーイというアメリカに住むユダヤ人の若者が、ユダヤ教を信仰するよう強制してくる強引な父親に反発しました。その結果、ジョーイは父親に勘当されて、家を出ました。その後、ジョーイは父親を憎みながら、世界を放浪する旅に出ました。

彼は旅に出て数年後、インドの喫茶店で、郷里の旧友とばったり出会いました。そして、その友人が次のように言ったのです。


「親父さん、先月亡くなったんだってね。」


ジョーイは驚きのあまり、絶句しました。そして、家に帰りました。ジョーイは、家にしばらくとどまった後、エルサレムに行き、嘆きの壁の前に立ちました。そこでジョーイは、亡き父に手紙を書きました。父への愛を言葉に表し、ゆるしを請いたいと思ったのです。手紙を書き終え、それを丸めて壁の穴の一つに入れました。すると、その穴から、丸められた一枚の手紙が足元に落ちたのです。気になってその手紙を広げてみると、筆跡に見覚えがあります。

なんと、それはジョーイの父親が書いた手紙でした。息子を勘当してしまったことについて神にゆるしを請い、息子に対する深い無条件の愛を書き連ねていたのです。父親は、亡くなる前にエルサレムを訪れていたのです。ジョーイは雷に打たれたように、呆然と立ち尽くしました。

父親は心からジョーイを愛していました。ただ、その愛の表現方法を知らないために、強引に信仰を押し付けるような形でしか愛情を表現できなかったのです。そして、息子を勘当してしまったことを、内心ずっと悔やんでいたのです。

ジョーイは、それまで気づいていなかった「父親の愛」を知ることができたのです。そして、このシンクロニシティーを起こしたのは、「父と心で和解しよう」と決めてエルサレムに向かった、ジョーイの決意と行動だと思います。

放浪に出ていた間、ジョーイには父の愛が見えていませんでした。父親に対する「許せない」という思いが、「父親の愛」すらも見失わせていたのです。ジョーイは、どんなにか、父親が生きているうちに父と和解したかったことでしょう。(しかし、相手が亡くなっていても、心の中で和解することができます)

あなたにとって、許せない相手はいますか?


心で責めている相手はいますか?


まず、「その相手に対して感謝できることは何か」を探してください。

そして「ありがとう」という言葉を口にし、感謝しましょう。

きっと何かが変わるはずです。

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「鏡の法則」の野口さんのブログより
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