もうだいぶブームが過ぎ去った感がありますが・・・
宣言通り、ワークライフバランス(以下、WLB)について書きますかね。
改めて、WLBって何なんでしょうか。
ググると 「仕事」と「仕事以外の生活」の両方を充実させるための考え方や、それを実現する取り組み」ですって。
へー、って感じですね。
いまいちピンとこないので、今日は私の解釈を書いていきます。
まず、WLBには2種類あると思っています。
「外的」と「内的」
「制度」と「マインド」と言えるかも
外的・・・制度のWLBとは?
これは国が定める労働時間規制とか、週休X日みたいなもの。
もしくは、テレワークや有休奨励日みたいな、企業が決めるもの。
「WLBの両立が可能です」みたいな文脈で使われるのはこっち。
今は仕事だけに生きる時代ではないですよ
家庭やプライベートも充実させましょうね、的な。
与えられるWLB。これはごくごく一般的な考え方だと思います。
ただ、重要度として低。
もっと大事なのが
内的・・・マインドのWLBです。
やもすれば、外的WLBは「いかに働かないか」「楽をするか」とも
捉えられます。
だって、その分をプライベートや、仕事以外に回すんでしょ?
高市さんのWLB捨てます発言を受けた、アンチコメント勢が言う
WLBはこっちのニュアンス。
では、内的WLBとは?
これは、「いかに仕事とプライベートに対し満足できるか」
だと思っています。
バランス=どちらかを削って帳尻を合わせる。ではなく、
どちらも両輪で高めていきましょう、と。
プライベートを優先するために仕事をおざなりにすると、
多くの場合、高い給料は望めません。
でも必死に仕事しまくったら給料は上がります。
給料が上がると、その分プライベートでお金を使えます。
つまりQOLが上がりますよね。
QOLが上がると、もっと仕事を頑張れます。
ますますやる気になります。
本気で働けば、もっとお金をもらえます。
すると、もっとQOLが上がります。
そういうマインド。
それこそが内的WLB、目指すべきWLBだと思ってます。
仕事のためにプライベートを削るのではない
プライベートのために仕事を削るのではない
プライベートを楽しむために仕事を頑張る
仕事を頑張るためにプライベートを楽しむ
自分もハッピー
家族もハッピー
仕事仲間も
会社もハッピー
これが大切なんだと思います。
だから、ノー残業デイとか、有休奨励日とか、違うんですよ。
そんなものでQOLは上がらないんです。
だから、高市さんがWLBを捨てますと言ったからといっても、
(言ってないけど)仮に皆さんも我武者羅に働きましょうと言ったとしても、
それで我々のWLBが壊される!とかお門違いなんですよ。
そしてそれを過労死につなげようとする人たち。
完全に論点ずれてます。
過労死はブラック企業の犯す罪であり、国の制度とは何ら関係がありません。
一会社のトップが、マネジメント層が、愚かなだけなんです。
国が規制を厳しくしたとして、ブラック企業は様々な手段を使って
規制を逃れますし、
逆に国が規制を緩くしたとしても、WLBを保てる会社では過労死は起きません。
ちょっと話が脱線しましたが
私は昨年の転職、新たなチャレンジを経て
有休取得日数は半分以下になりました
労働時間は倍になりました
日々仕事の重圧やプレッシャーにさらされるようになりました
仕事の疲労も前と比べ物になりません
しかし、給料はかなり上がりました。
QOLがグンと上がりました。
車も新車で買えました。
ジムも24hに切り替えて、肉体改造もできました
そして仕事のスキルもかなり上がったと思います
マインドも変わりました。仕事に手抜きしなくなりました
仕事している自分に自信が持てるようになりました
これこそがWLBのあるべき姿なんだと。
そう思うんです。
WLBってのは
与えらえるもの、用意されるものでもなく
自分でつかみにいくものなんだと
bye