風俗嬢の世間的イメージと裏のロジックと | 奇跡の氣功で才能を開花するヒーリング物語

奇跡の氣功で才能を開花するヒーリング物語

氣功師、整体師、養蜂家、カフェオーナーとして活動中。人々の才能を引き出し、ヒーリングで心身を整えるサポートを行っています。

20歳の頃、
初めて俗に言う風俗嬢という職業の人とお付き合いしました。


21世紀の初頭だったあの頃。
今以上に世間からの風当たりは強かったように思える。



最近ではだいぶ緩やかになってきたように思うがやはり世間からの風当たりは決して弱くない。




21世紀初頭だったからか、その彼女はひたすら職業を隠していた。
夜の少しの時間だけホテルの掃除のバイトをしてると嘘をついて風俗嬢をやっていた彼女だった。



経緯までは思い出せないが、彼女の職業が自分にばれた。
今思うとバレたのかバレるように絵を描いたのかはわからないが、とにかく自分にバレた。


でもその時は自分にすごい怒られるのを覚悟していたらしい。


その時に言った自分の言葉は。

『なんでもっと早く言わなかった!?』

逆に早く告白しなさい!という方で怒られた彼女。
だいぶ面を食らっていたな。




と言うのもホテルの掃除と嘘をついてたのだからきっと彼女の中では「良くない事」とか「悪いこと」
そんなニュアンスだったのだと思う。



そもそも自分は風俗嬢という職業を軽蔑した事なんて一度もなかったし
尊敬もしてるし、隠してまでしていた仕事だし
という理由で元々怒る気持ちにもならないから怒らなかったけど、


ここで世の男が怒ったりするからさらに『悪いこと』とかって認識が強まるんだろうな。
なんて思ってたわけです。





本当いつから風俗という業界は風当たりが強くなったのだろう。




これまた20歳の頃なんだが
キャバクラのボーイをやってた頃がありまして。


その時はどことなく世間からの目みたいなのをほんの少しだけど感じていたかな。


まぁそんな目もあったからか
『何見てんだコラ』感が半端なかったから余計そのスパイラルに陥ってたんだろうけど、
その時はボーイという職業に誇りを持っていた。


誇りが強すぎたのかそこまでやる気のない先輩とよくもめた。
胸ぐらをつかみ合った事も多々。
イラっとしたから3ヶ月~半年くらい働いてる先輩たちを1週間でぬいた。


ホストクラブの人から何度かスカウトもされたがその時は
まったく酒が飲めないという奇跡のデメリットがあったので毎回断った。
(ホストは飲めないと無理という認識があってるかわからないが)



・・・・・自分の話は置いといて、
夜の仕事を体験してたからこそ風俗嬢の世間の目というものの気持ちが多少なりわかる。




本当最近の人はまだ恵まれている、
気がする。



今の人は昔ほど寛容だ。



それでもまだまだ世間は「風俗嬢だから」という目を向けてくるらしい。


全くもって意味がわからん!!!!





だからそうやっていう人をじっくり観察してほしいのだ。

面白いもので、
人の気持ちや感情は振り子のような振り幅があるものだ。



要は風俗嬢たちに憧れを抱いてる事に気づいていないのだ。

性の部分はまだまだタブーな傾向にあります。

タブーだからこそ大声では『セッ クス』について言えない。

言えないからこそその部分の職業の人たちの事を実は羨んでいる。




もちろん全員ではないが。






そして羨んでいない人も多くいるわけだが、
その人たちは何を言ってもいいのか?
となると実は何を言ってもいい。



この世の人は全員主観でしか世界を認識していないし、
自分だけのオリジナルの宇宙の中で生きているのだから実は何を言ってもいい。

ただ、その人の宇宙には別の宇宙の人もいるわけだ。
それがその人以外の人なんだが、
(哲学や認知科学や仏教を少し勉強するとこの「一人一宇宙」という理論がわかると思う)
その宇宙人もいるので「我が儘」「利己的」で生きていると生きづらいわけです。


だから自分だけの宇宙であれ『思いやり』を持って生きてほしい!ってのは福地の理想です。



まぁ実は何を言ってもいいなら風俗で働いてる事で何かを言われたらこう言ったらどうだろうか?
というセリフがございまして、それが


『私あなたより稼いでるよ?』



はい。
この一言ですね。



まず言っときますが「世の中お金が全てというわけではない」
というのを頭に入れといてください。



なぜに
『私あなたより稼いでるよ?』と言うのかと申しますと
お金とは人の役に立った対価なわけです。



はい。
わかりますか?


福地は個人事業主だからより深く理解し日々感じてるわけですが、
人の役に立てば立つほど収入が増えるのです。


ビジネスが上手くなれば、ではなく役に立てば立つほど収入が増えるのです。


それがお金の流れでありビジネスの本質だからです。



逆に役に立てなければ収入はないのです。




という事で
『私あなたより稼いでるよ?』なんですね。




でもこれを言う人にはもう一つ理由がありまして、

ここは日本人全員に言いたい事なんですが、

風俗嬢に嫌味的な事を言う人は
『自分自身の無能さを証明したくない』んですよね。



要はですね、
私あなたより稼げてない。。。。(ここで先ほどの役に立てば収入が増える理論を当てはめる)
つまり私はあなたより世界の役に立ててない。

となり、


だったら「体を売って楽して稼いでる風俗嬢なんて!」と思い
「あの子は体を売って稼いでるのよ、嫌よね」なんて言ってそれをさも正義、さも正論かのように公言し
風俗嬢より稼げていない自分を癒しているのです。



こんな人たちをニーチェはルサンチマンと言いました。
意味は『弱者の逆恨み』


要はですね、蔑んで落として自分自身を良く見せて正当化する考えの人なんですよね。




だから堂々と
『私あなたより稼いでるよ?』
って言えばいいんです。

それこそいろんな意味を含めてね!





それとここは声を大きくして言っておきたいのですが
風俗とかは決して楽ではないよ?


確かに時給換算したら一般的な時給を楽に超えていくよ?
でもね!
だからと言って決して楽とは思わないでほしいんだよね。



人間の闇の部分も多く見るし、人間の汚い部分も多く見る(物理的な事だけじゃなく)。



決して楽な事じゃないからこそ『尊敬』なんだよ!


だからこれは願いなんだけどさ、
風俗嬢とかキャバ嬢とか経験した人、してる人は闇に落ちないでほしい。
人間の本質を見誤らないでほしい!

汚いとこを見て、闇を見て、裏切られても人間の本質を見誤らないでほしい!


人の本質は本当は明るい!と思ってる。



そしてそんな闇の部分を見てるひとだからこそ、
そこに落ちないでほしい。


そこに落ちて戻ってきた人、落ちなかった人は強いんだよね。

人としてすっごい強い!!!



だからこそ『尊敬!!』





収入が多いからこそ人の役に立ってる!
それが経済だから。


そもそも風俗は闇じゃないのに闇として認識したい人がいるのが問題。


今以上に風当たりが弱まり、もっと多くの人が尊敬の気持ちを持ってくれたら


今よりもっと胸を張って風俗やってます!!!
って言えるかもね^^



そんな時代の方がいいな♪

少なくとも福地はそう思う。





ちょっと長々と書いたけど、
なんか変な事書いたかな!?笑



福地真也


お読みいただきありがとうございます。

福地真也