学生時代は恥ずかしながら、歴史を暗記科目として認識していた。覚えるのは得意だったので成績はなかなか良かった。
でも本当の意味で理解していたのかといえば、そうではないと思う。
３月１１日。
東日本大震災から４年。
当時を知っている僕らが忘れることはないと思う。
じゃあ次の世代は？
３月１０日。
東京大空襲から７０年。
当時を知っている方々は７０才以上に。
この日は１０万人が亡くなったと教科書に書いてある。ただ、それが、どれほどのことなのか、僕は実感がわかない。
現代のニュースが、時間が経てば歴史に変わるということ。
教科書にあった１つの文章の中に、とてつもない数の人生が入っていることに気づいたらさ、学年１位で喜んでいた自分をちょっと残念に感じた。笑
忘れない。
だけじゃなくて、
どうすれば想いはつながるのか。
歴史の中には沢山のメッセージが込められてることに気づいた。
自分達も次の世代に伝えていくべきだと思う。
だってさ、
１００年後、その時の学生がテスト勉強をしている時に、
「２０１１年…３１１…東日本大震災…よし、覚えた！」
とかさ、
いや、なんかさ、
いいんだけどさ、
ちょっと残念じゃん？
そうなるもならないも、
変えられるのは今を生きている自分達だけということ。
１００年後は晴れてるのかな。
長生きしなきゃな。
２０１５年３月１１日、東京、晴れ。
どこまでも澄んでいる青空の先に未来を見る、昼下がりの帝王でした。