みなさん、こんにちは
とうとう3月もおわり、4月になりましたが、うちのあたりではまだ桜はつぼみのまま
お花見の頃っていうのは「花冷え」って言葉もあるくらいだから、少し肌寒い日もありますね
ところで毎日忙しい私の息抜きは、時々意味もなくただぼんやりとホテルに泊まること
この「何の意味もなくただホテルに泊まることを楽しむ」っていう贅沢はやめられません
自他ともにかなりのホテルフリークである私は、先日帝国ホテル大阪 に泊まって来ました
もともと帝国ホテルもホテルオークラも東京にあり、ホテルがこれほど乱立していない頃は
日本の2大ホテルとして確固たる地位があったのですが、今はそれほど面影はありません。
その帝国ホテルが大阪に、ホテルオークラが神戸に進出してきた時に感じたのは、
関西人と東京の人の感覚のずれを、全く考えずに関西に進出したのだなということです。
関西人はとっても現実的であり、駅直結が便利だと思っています。
そりゃあ昔、ロイヤルホテルとか、今はなきホテルプラザが大阪の2大ホテルだった頃は
ホテルそのものが異空間であり、タクシーなどで乗り付けるような人が来るべきところでしたが、
今となってはそんな時代錯誤なことをしていては取り残されるに決まってるのです。
なのに駅からタクシーだと断られるような、かといって歩いていくのも微妙な距離にある
この二つのホテル。関西人からしたら微妙に不便であることには違いありません。
どうせ社会にでれば時間もないだろうと、学生時代に個人旅行でせっせと海外のホテルに
泊まり歩いていた私は、今となってはそのことが大正解だと思えます。
特に開業してしまうと勤務医と違って交代に休むなんてこともできません。
拙い英語で自分なりにプランを決めて行く旅行は、私の場合ほとんどが観光よりも
どのホテルに泊まってみたいかで決まります。
オリエント急行、ラッフルズホテル、バリのフォーシーズンズのヴィラ、ハワイのハレクラニ、
バンコクオリエンタルホテル、ロンドン郊外のマナーハウスなどなど、目的はまずホテル。
極端な話ホテルから出なくてもいいくらいなのです。
そんな私がロンドンに行く前に、あるフレンチのお店のマネージャーから勧められたのが
ジェフリーロビンソンの 「ザ・ホテル」 (←リンクあり)
実際にロンドンにあるホテルクラリッジスの様子をほぼノンフィクションで描いています。
勧められたのがロンドンに行く直前だったので、もうホテルは決まっていたのですが、
この本を読んで私がアフタヌーンティーをしに行ったのは言うまでもありません。
本のようなサービスが実際になされているのかどうか、自分の目で確かめてみたかったのです。
実際に行ってみるとそこは確かにきちんとしたサービス教育を身につけたホテルマンばかりでした。
飲んだお茶が美味しかったので、売りものじゃないけれど分けてもらえないかと尋ねたら、
ホテルマンは決して「ノー」とは言わず、すぐに奥で相談して「このお値段でお持ち帰り頂けます」
という返事をしてくれました。
いつか時間ができたらまたロンドンで10日ほどぼーっと過ごしてみたいと思っています。
ホテルとは私にとっては異空間、非日常の世界なのです。
日常の煩わしさを忘れるためにただぼんやりとするために行く空間と時間。
なのでしょっちゅう仲居さんが来る旅館というのは私は苦手です。
アガサクリスティの「バートラムホテルにて」の舞台となったブラウンズホテルでも
やはり同様の行き届いたサービスぶり。
日本ではなかなかこうはいかないのではないでしょうか?
もちろん相手だって歴史のある国、きちんとした服装やマナーを守っているお客に対してと
そうではないお客は自然と対応も違って来るでしょうが。
ブログネタ:あなたが今戦っているものは?
参加中
まあ、今に限らず人は誰かと戦うというよりも、常に自分との闘いなのではないでしょうか
精神科医としてやっていくのだって、勉強もせずに適当に処方してる人も正直多いし
それで困るのは患者さんであって、自分じゃないからですよね
自分の家族にこの処方できますかって処方だってたくさん見かけるのも事実です。
楽をしてお金を稼ごうと思えばいくらでも方法はあります
でもなんのために精神科医になり、開業したのか
それを考えるとしんどくても勉強は一生続けなくてはならないのですから
これはもう自分との闘いでしかないですよね
ところでこんなホテルフリークの私に、なんと気紛れで応募した旅行が当たってしまったのです
しかも豪華なロンドンへの旅 ああ、でも行く時間がぁ~
なぁんてうふふ、今日はエイプリルフールですよね
では今日はもう桜も咲いてるところもたくさんあるでしょうが、ケツメイシの「さくら」を贈ります