
『当たり前デビルと白川さん』(4巻91ページ)のお話。
白川さんの会社の先輩、町田さんがこう言います。
「昔から自分自身をほめることが苦手です」
「自己啓発本では『頑張った自分にすごいね!大好きだよと言ってあげましょう』……あの、だから私はまだそのステップに到達できていないのですが……これ上級者向けじゃないの?」
よーくわかります!
この本、上級者向けじゃないの?!という言葉!
自己啓発本を読むのに、
まずスタートラインに立ててないよな、
と思うことは多くて、
良いことが書かれているとはわかるのですが、
自分の心が納得できない、腑に落ちないことが多かったです。今まで。
これをクリアできるのに時間がかかりましたね〜
といいましても万全ではないでしょうが……
色々な本に助けられて、今があります。
(テーマ「愛着障害・共依存など」で、今まで読んだ本などをまとめています)
漫画の続きです。
「出来て当然じゃないと私は認めてもらえないという思いがある」
と考えている町田さんに、
「それは『当たり前デビル』のしわざですよ!」
「当たり前デビルは、どんなにすごいことも「できて当たり前!」って自分で自分を褒めさせてくれないデビル。」
と白川さんが言います。
頑張っているのに、もっともっととささやく自分の中の声(当たり前デビル)は
斎藤学先生の本(『心の傷の癒しと成長』斎藤学講演集Ⅲ)
では「インナーマザー」と言っています。
斎藤学先生の本より
「私たちが『当たり前だ』と思っていることには、ずいぶんと無理があるものです。
たいがいは自分を非難し、叱咤激励し、テストで85点とれば15点たりない!と責める自分がいるわけです。どうしてそんな考え方をするようになったかというと、もうちょっと頑張れば100点とれたのにと親が言っていたからです。こんな環境で生きてきたのだから、私たちが私たち自身にとっての厳しい親になるのは当たり前です。こんなものの考え方から、いかにして自分を解放していくか、このことに皆さんのこれからの努力をかたむけることをおすすめします」
「皆さんはもう立派にやっています。皆さんはいい人です。他人にとって、実に都合のいい人です。これをやめて、多少他人にとって都合の悪い人になってもいいから真っ先に自分を受け入れてあげられる『自分の親友』を自分の中につくることです」
とあって、真っ先に「親友=白川さ〜ん❣️」と思いました。
ちなみにインナーマザーのことは、
第3章サバイバーからスライバーへに、もう少し詳しく書かれています。
「罪の意識は心の内に取り込まれますと自分の中に過酷な批判者ができあがります。内なる母は、自分の無能とか怠惰とか醜さを責めて、いっときも休ませてくれません。うるさい存在です。(中略)こういったインナーマザーの形成を妨げるものは『安全な母』です。自分をそのまま丸ごと承認してくれるような母です。」
やっぱり「白川さ〜ん!」と思います。
そう、白川さんは承認も上手なのです。
当たり前デビルにやられてしまっている町田さんに、白川さんからのアドバイスは
「小さな事実をできたできたって自分にリフレインしてあげる」
「できたできたって唱えているうちに、
デビルも飛んで帰っちゃうんですよ!あはは〜❤️」
なるほど!
と私も試しに「できたできた」を言ってみたら良い感じに♫
こうやって言ってあげる「安全な母」を自分の中に作ることが大事なんですね〜
斎藤学先生の本で
「自分との和解」を考える時に、一番大事なのは犠牲者であった自分、過去の自分を救うことです。
少なくとも「あんたは悪くなかった」とはっきり言ってあげることです。
そういうプロセスを始めるときに、私はなるべく仲間と出会えといいます。仲間の話をきいているうちに自分の記憶が感情と同時によみがえる。」
とあります。
「あんたは悪くなかった」
「できたできた」など……
まるで絵本の読み聞かせのように
セリフを自分で声に出して言ってみると良いと思います。
(いいながら涙が出たり、言えなかったりもする日もありますが〜)
また、斎藤学先生の本で、
「過去の自分の力を自覚する。自分の過去の回想の中によくやった自分、結構力を持っていた自分を発見することです。あなたはそれでもなおかつ力を発揮していたではないか。多くの場合、自己否定的になっている人にそれが必要です。エンパワーの段階からいうと、この作業は自分でやらなくてはいけません。過去から自分の力を発見する、読み取ることが大事です。」
とあります。
「自分にしてあげる」ということに抵抗があるうちはきついでしょうが、
この「セリフを言う」はやって損はないと私は思いました。
特に「できたできた」は、意外とハードルが低いので、とっつきやすかったです。
漫画を読んで、ぜひやり方をマスターしてもらえたら〜と思います😊
自分の過去について考える時。
2巻の「白川さんとタイムマシーン」で。
タイムマシーンに乗れたら、過去に行くか未来に行くか、という話があります。
「頑張って生きててくれてありがとう」
「昔の自分が一生懸命生きていたらそれでいいよね。多くを望まなくても」
「昔の私も今の私も100点じゃないけど、毎日頑張ってくれてありがとうって言いに行ってあげたい!」
という言葉があります。

私が過去の見直しをする時。
この言葉がしっくりきました〜。
「とりあえず生きてる」自分がかつていて、
それでいいんだ。
ということは、今の私がとりあえず生きていたら、
未来の私は喜んでくれるのかも。
本当に何にもしていなくて、ただ生きているだけなんだけどね〜😊と。
斎藤学先生の
サバイビング「いろいろあったけれども、それでもなんとか生き残った」や
「それでもどっこい生きている」
と同じなんです。
白川さんを読んで、斎藤学先生の本を、より自分の生活で活かしていく方法、を教えてもらった気がしました。
白川さんの名言は、もーーーっとたくさんあります🎵
刺さる言葉も人それぞれでしょう。
発想の転換の仕方(リフレーミング)も参考になります😊
色々な人が白川さんを読んだら面白いだろうな〜🎵と思いました。
漫画の後ろの帯です
