【リスペクトするアスリート】乗本志考選手 | スポーツクラブの支配人のブログ

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スポーツクラブ・カルチャーセンター・フットサルコートの支配人です。

こんにちは。

支配人の北村純です。


本当は、今日は近くの道場にうかがう予定でしたが、

お店におりました。


そうです!

年始の覚悟とは、

やはり何か挑戦するなら、

剣道がいい!

と今年は覚悟したのでした。


結局、今年に入って稽古には全く行けず…


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この方、お医者さんであり、かなり激務の中で、

一昨年の全日本選手権で、

ベスト8入りされた乗本選手です。

過去の鳥取県の予選でも、

大会前夜、患者さんの容態が悪化して病院に

呼び出され、当日も朝6時から病院に詰めていたという

最悪のコンディションの中、

「逆に力が抜けて、無心になれた」そうで、

8連覇の懸かった強豪延長の末破り、

念願の全国大会出場を決めたというエピソードもあるそうです。


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そして、去年の11月3日は、高鍋選手が2連覇した大会でした。

乗本選手は、8強入りした昨年の快進撃の再現はならなかったそうですが、

「自分の剣道を やれば渡り合える感覚はある」と晴れやかな表情で5度目の全日本を振り返ったそうです。

1回戦は6度目出場の原田賢治五段(福島県警)を延長も含め30分にわたる熱戦の末に退けました。

07年から5年連続出場中だが、09年までは3年連続で初戦敗退。

当初は「(医師の仕事をしながら剣道にも取り組む)
自分みたいな人間が、こんな大舞台で試合をして良いのかな」という思いもあったそうです。

だが「やりたいように一本を取りに行く自分の剣道をすればいい」と開き直った昨年は警察官以外でただ一人、
準々決勝まで進出しました。

2回戦は準優勝した東永幸浩六段(埼玉県警)に敗れたものの、

64人の出場者の中で唯一の“ドクター剣士”は試合後に子どものファンからサインを求められるなど、

注目を集めたそうです。

練習は母校の鳥取大の学生相手に週2日ほどと限られましたが、

「集中力さえあれば大丈夫」と県予選は突破し続けてきたそうです。

周囲のサポートにも助けられたそうです。

大会前の練習で左手首を痛めたが、勤務先の山陰労災病院や
知り合いの整形外科医に特製の金属プレートが入ったサポーターを作ってもらい出場。

全日本では「まったく 痛みはなかった」と笑顔を見せたそうです。

医師となって5年。既に研修期間を終え麻酔医として独り立ちしつつあるそうです。

「責任も出てきて、なかなか剣道に打ち込むこともできない。

一年一年、今年も『続けられるかな』と考えているのが現状」とおっしゃっているとのこと。

来年以降については、

「そろそろ鳥取県外へ派遣されるころ。今まで剣道をできていた環境も変わると思う。でも、どんな
環境でも細々と続けられたら良いと思っている」。

全日本に出場できる実力を維持できるかは分からないとのことですが、

二つの道でなお一層研さんを積んでいくつもりだそうです。