皆さん、こんばんは🌝

本日は、冷たい雨が降り、時折風も吹き荒れる寒い1日でしたね☔️


今回は、前回に引き続き奈良・京都旅の第2段をお届け致します!💁‍♂️


尚、前回のブログをご覧になっていない方・振り返りたい方は、以下よりご覧下さい!😊



さて、天香山神社を参拝して駅までの道のりを調べていると、その途中に神社を発見!!🔍


畝尾都多本神社(うねおつたもとじんじゃ)です!⛩



御祭神は、ナキサワメという神様です✨

日本神話に出てくる神様ですが、よく読み込んでいないと聞き馴染みの神様かと思います💦


ナキサワメが登場するのは、日本神話の冒頭、イザナギ・イザナミによる「神生み神話」のハイライトです。


火の神・カグツチを産んだイザナミは、大火傷を負って死んでしまいました。

愛する妻を失ったイザナギは、たいへん嘆き悲しみます。

その際、イザナギの涙から生まれた神様がナキサワメなのです!!!


『古事記』では泣澤女神(ナキサワメノカミ)、『日本書紀』では啼澤女命(ナキサワメノミコト)と記されており、どちらも「畝丘(ウネヲ)の樹下(コノモト)に坐す神」と、鎮座地についても記されています。


そして、この神社の特徴は、本殿を持たずに拝殿後方の井戸を御神体としてお祀りしているのです!!



泣沢の神社に神酒すゑ禱祈れども

わご大君は高日知らしぬ

(泣沢の女神に神酒を供えて命の蘇りを祈ったが、わが大君は高く日の神として天をお治めになってしまわれた)


『万葉集』に残る、檜前女王が詠まれたとされる和歌です。

畝尾都多本神社の杜は「泣沢の神社」として知られ、命の蘇りを祈る神社であったようです😌


この歌では、そんな女神に高市皇子の蘇りを祈ったが、その甲斐も虚しく神となって天上世界へ去ってしまったという嘆きが表現されています😭


今でこそ少なくなってしまった井戸ですが、昔は生きる上で決して欠かすことの出来ない水の恵みを与えてくれるものとして、神聖視されていたのかもしれませんね🤔



駅までの道中、藤原京跡を通りました!!


藤原京は、天智天皇の命によって造営された都であり、初めて唐に倣って条坊制が用いられたのです✨


古代の都に想いを馳せながら、駅を少し通り過ぎて初代神武天皇が葬られている御陵へ参拝に参りました。

初代神武天皇の御陵を、畝傍山東北陵(うねびのやまのうしとらのすみのみささぎ)と申します。



神武天皇は大和国橿原で初代天皇として即位され、日本を建国されました🇯🇵

以来、日本の皇統は2,600年もの長きに亘って途切れることなく、126代目の今上陛下に至るまで連綿と続いているのです。


冷たい雨がそぼ降る中、静かにお参り致しました。



今回はここまで!!

第3段に続きます!!😊