先日、奈良・京都に行ってきましたので、その際に参拝した神社などをご紹介しようと思います!💁‍♂️


まずは、天香山へ🏃‍♂️



畝傍山耳成山と並んで大和三山の一つに数えられ、古来より多くの和歌に詠まれてきました。


春過ぎて夏来たるらし白妙の

衣干したり天香具山


持統天皇が詠まれたこちらの御製は、百人一首にも入っており有名な和歌ですよね✨


天香山の登山口には、天香山神社が鎮座しています⛩



御祭神は櫛真智命(くしまちのみこと)で、占いを司る神とされています。



『古事記』天岩戸段において、布刀玉命(ふとだまのみこと)が天香山の雄鹿の肩甲骨を、天香山の波波迦(ははか)を用いて燃やして太占(ふとまに)を行ったと記されています📖



そして、天香山神社にはその波波迦が植えられているのです!!!😳

因みに波波迦とは、ウワミゾザクラの和名です。


天皇陛下の一代に一度の大嘗祭では、神饌(しんせん:神様の食事)として供えられるお米を育てる国である、悠紀(ゆき)国・主基(すき)国を亀卜(きぼく)で決定します(この儀式を、斎田点定の儀といいます)。

亀卜とは、薄く加工したウミガメの甲羅に熱した枝を当てて、そのひび割れで占う方法です。


古来、その枝には天香山の波波迦が用いられており、平成・令和の御大礼に際しても、天香山神社から波波迦が宮内庁に献上され、儀式で用いられたのです✨


注連縄で囲われており、その神聖さ・大切さがよくわかりますね😊



少し短いですが、次回以降旅を続けたいと思います!🫡

乞うご期待ください!!