大阪クラシック2024 | 自由帳

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個人的な日記です。特に決まったテーマはありません。
気が向いたら更新します。

2024年9月10日(火) 晴れ

 

9月になっても最高気温は35℃越えの猛暑日、去年の9月30日の大阪の最高気温を調べたら、31.9℃でした(笑)。

 

9月8日(日)~9月14日(土)、『大阪クラシック2024』が開催されています。

『大阪クラシック(Osaka Classic)』は、大阪市で毎年開催されるクラシック音楽の祭典です。

 


2006年、大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督の大植英次さん(現・大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者)プロデュースで始まり、大阪市内の御堂筋に面するカフェやビジネスビルの1階ロビーなどを会場として、入場無料で行われる室内楽などの公演と、フェスティバルホールや大阪市中央公会堂などのコンサートホールでの有料公園からなる、現在まで毎年行われている音楽祭です。

今年は、1週間で全65公演開催されます。

 

無料の公演は、オフィスビル内にある講堂やロビーでの開催で、クラシック音楽の公演をするような場所では無いのですが、普段はクラシック音楽に馴染みのない人も、気軽に生のクラシック音楽に触れることが出来るというコンセプトです。

なので、小さなお子さんを連れて参加が出来て、多少ぐずって泣いていてもOKなのです。

有料の公演は、ほとんどが1時間程度で曲目も1曲程度の短いコンサートですが、料金は1000円とクラシック初心者も気軽に参加出来て、クラシック音楽ファンにはお得感が高いコンサートなのです。

 

今までも、何度か無料公演を観に行くことがあったのですが(自転車で1日に数カ所周った事もありました)、今年はオープニングの公演と最後の公演のチケットを入手して、無料公演も可能な限り参加する事にしました(^▽^)/

 

 

まずは、オープニング公演。

「大阪市中央公会堂 大集会室」。

指揮:大植英次 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73

 

 

「大阪市中央公会堂」、大阪市の歴史のあるホールですね。会場時間の11時半には、たくさんの行列が出来ていました。

 

 

 

 

前売りチケット購入に出遅れて、2階席になりました。やっぱりオープニングのコンサートは人気の様で、ほぼ満席でした。

 

 

ブラームスの交響曲は大好きで特に4番が好きなのですが、1~4番すべて聴きこんでいるので、馴染みのある曲でした。2番は生で聴くのは初めてでした。素晴らしい演奏でした。

アンコールは、モーツアルトのフィガロの結婚序曲でした。

 

 

カラヤン/ベルリンフィル ブラームス交響曲第二番

 

演奏後には、指揮の大植英次さんのMCがあって、『大阪クラシック2024』の開会宣言が行われました。

「格調高く敷居は低く」が『大阪クラシック』のコンセプトですが、「敷居が高く」と言い間違えてしまい、笑いをとりながら「格調高く敷居は低く」と言い直しておられました(笑)

 

第2公演は、「大阪シティ信用金庫本店2階大ホール」での無料公演。

関西フィルハーモニー管弦楽団の、チェロ:玉木俊太さん、コントラバス:ポール・ウェールさんのアンサンブルです。

 

バリエール/ チェロとコントラバスのためのソナタ ト長調

ロッシーニ/チェロとコントラバスのための二重奏曲 ニ長調

 

「大阪市中央公会堂」から「大阪シティ信用金庫本店」までは、歩いて10分程度。

 

 

正面玄関ではなく、ビルの横に入り口。『大阪クラシック』ののぼりが目印。

 

 

入り口で、うちわを頂きました。

 

 

 

13時30分開演、13時20分ごろには会場に到着しましたが、すでに満席で立ち見でした。無料公演の最初の公演、皆さん準備万端の様でした(笑)。

 

 

公演開始前、何と先ほどの第1公演で指揮をされていた大植英次さんが現れ、演奏者の紹介と曲目(作曲者のロッシーニ)の簡単な解説をされました。

 

 

チェロとコントラバスの二重奏というのは、めったにない演奏で、1曲目の「バリエール / チェロとコントラバスのためのソナタ ト長調」は、「 2つのチェロのためのソナタ」のアレンジ版だそうです。

2曲目の「ロッシーニ / チェロとコントラバスのための二重奏曲 ニ長調」は、チェロとコントラバスのためのオリジナル曲です。

 

 

特にコントラバスはオーケストラの低音を支える縁の下の力持ちといったイメージですが、比較的高音でメロディーを奏でたりと、面白かったです。

 

 

バリエール / チェロとコントラバスのためのソナタ 第一楽章

 

ロッシーニ / チェロとコントラバスのための二重奏曲 第一楽章

 

第3公演は14時半から再び「大阪市中央公会堂」での有料公演で、クラリネットの演奏ですがこれはパス。

淀屋橋駅周辺でお昼ご飯を食べて、15時からの第4公演に向かいました。

 

第4公演の会場は、淀屋橋駅近くの御堂筋沿いにある「京阪神御堂筋ビルの1階ロビー」。

 

 

入り口付近には『大阪クラシック』ののぼりと、黄色のTシャツを着たスタッフがいて、すぐにわかりました。

 

 

この会場は、単なるオフィスビルのロビーで、かなり狭かったです。開演20分前ぐらいに到着していましたが、すでに大混雑でした。前の方はフロアにひかれた座布団?に座って鑑賞するスタイルで、ほとんどの人は立ち見でした。

 

 

日本センチュリー交響楽団のホルン奏者4人によるアンサンブル。無料公演です。

僕は、高校時代吹奏楽部でホルンを演奏していたので、是非とも聴きたい公演です。

 

 

モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲

モーツァルト/ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495より第三楽章(ホルン四重奏版)

日本民謡(柏原賢編)/すいずいすっころばし

ホミリウス/ホルン四重奏曲変ロ長調作品38

 

 

ホルンという楽器の特徴などを紹介しながらの演奏でした。モーツァルトの曲は良く知っている曲でしたし、ずいずいずっころばしは、ホルンらしい音色や演奏法をうまく使ったアレンジで、面白かったです。

 

ホミリウス/ホルン四重奏曲変ロ長調作品38

 

次の第5公演は、15時半から梅田の「ヒルトンプラザイースト1階アトリウム」でのハープの演奏、無料公演です。無料公演は約30分なので、第4公演のホルンの演奏が終わったのが15時半ぐらい。さすがに淀屋橋から梅田に瞬間移動はできませんので、パス。

 

第6公演は、「日本生命本店東館 1階ホール」でのチェロとピアノの演奏、無料公演です。チェロは大阪フィルの石田聖子さん、ピアノは作曲家としても活動している原田愛さん。お二人は大学の同級生だそうで、長年一緒に演奏活動もしているとの事。

 

会場への移動は徒歩10分ぐらいでした。

オフィスビル内にあるホールなので、場所がわかりにくいですが、『大阪クラシック』ののぼりがあるので、すぐにわかりました。

 

 

開演10分前ぐらいに到着したのですが、やっぱり立ち見。疲れました(笑)。

大盛況で、後方の立ち見のエリアもスペースが少なくなってきて、奥に移動してくださいとのアナウンスも。プログラムのチラシは品切れで、もらえませんでした(泣)

 

 

なんと、入場制限になったとの事(Xの大阪クラシック2024公式ポストより)。

 

 

プログラムのチラシをもらえなかったので、曲目をメモしました。

 

エルガー/ 愛の挨拶

ポッパー / マズルカ

サン=サーンス / 白鳥

日本の童謡・唱歌のメドレー

(ふるさと~夏の思い出~夏は来ぬ~我は海の子~村祭り~紅葉~ふるさと)

ガスパール / 親愛なる言葉

 

 

チェロの曲といえば、みんな大好き「サン=サーンスの白鳥」ですよね(笑)。童謡のメドレーも楽しかったです。チェロの音域は人の声に近いとの事で、親しみがありますし、ソロの楽曲がたくさんあって人気が高いですよね。

 

この日は第10公演までありましたが、ここまで4公演を聴いて帰りました。

 

9月14日(土)の最終公演(第65公演、有料)のチケットは入手済みですが、仕事が休みの9月11日(水)にもいくつか周ろうと思います。

 

ちなみに、スタンプラリーもあって、4つスタンプゲットしました。

 

 

 

 

 

 

おわり