12月22日(金)  晴れ

 

今日の大阪も冷え込みました。冬至ということで、ゆず湯につかりたいところですが、入浴剤”バブ ゆずの香り”にしておきました(笑)。

 

20日の水曜日は、映画『8年越しの花嫁』を見に行ったことをブログに書きましたが、同じ日にもう一本、映画『彼女が目覚めるその日まで』も見に行きました。

 

 

映画『彼女が目覚めるその日まで』公式サイト

 

監督 : ジェラルド・バレット
原作 : スザンナ・キャハラン
出演 : クロエ・グレース・モレッツ、トーマス・マン、キャリー=アン・モス、リチャード・アーミテイジ、タイラー・ペリー、ジェニー・スレイト

 

あらすじ

ニューヨーク・ポスト紙で記者として働くスザンナ・キャハラン(クロエ・グレース・モレッツ)は、仕事では重要な取材を任され、プライベートではミュージシャンの恋人、スティーヴン(トーマス・マン)との交際も順調で、公私とも充実した日々を送っていました。

しかし、徐々に体調不良となり、物忘れや幻覚、幻聴に悩まされるようになります。大切な取材では、大失態を犯してしまい、職場での信用も無くしてしまいます。

さらには、全身が痙攣する激しい発作を起こすまでになりますが、病院での検査では異常は見つからず、日に日に混乱し会話もできなくなってしまいます。

医師たちは、スザンナを精神科に転院させることを勧めますが、スザンナの両親や恋人のスティーヴンはあきらめずに彼女を支え、原因の究明を主治医に訴え続けます。そして主治医は、病気の原因を突き止めるべく・・。

 

この映画も、『8年越しの花嫁』と同様、実話を基にした物語です。

原作は、映画の主人公本人、ニューヨーク・ポスト紙の記者、スザンナ・キャハランが、2009年、24歳のときに「抗NMDA受容体脳炎」にかかった自らの体験を、医療記録や家族の日記から再現したノンフィクション『脳に棲む魔物』(原題”Brain on fire”)です。

 

脳に棲む魔物 脳に棲む魔物
 
Amazon

 

 

スザンナ・キャハラン役のクロエ・グレース・モレッツ。

 

『8年越しの花嫁』と『彼女が目覚めるその日まで』

同じ病気の闘病の実話を題材にした映画が、日本では同じ日に公開されました。『彼女が目覚めるその日まで』は、カナダ・アイルランド合作の2016年公開の映画ですが、日本公開は2017年12月16日。『8年越しの花嫁』の公開に合わせたのでしょうか?偶然とは思えません。

 

『8年越しの花嫁』は、映画館の予告編を見て知りましたが、『彼女が目覚めるその日まで』は、主演のクロエ・グレース・モレッツの大ファンなので、彼女の情報を追っていて、この映画が日本公開になるのを知って楽しみにしていました。

 

「抗NMDA受容体脳炎」という病気にちょっと興味があった事もあり、同時公開される2つの映画を見比べてみようと、同じ日に見に行きました。

『8年越しの花嫁』は、いつも行く映画館(MOVIX八尾)で上映しているのですが、『彼女が目覚めるその日まで』は、大阪では1館(テアトル梅田)でしか上映しておらず、午前中は自転車でMOVIX八尾に行き、午後から地下鉄でテアトル梅田に行くという、めんどくさい事をしました(笑)

 

 

上映時間は89分と比較的短く、主人公のスザンナに起こる「抗NMDA受容体脳炎」の様々な症状がリアルに描かれる部分がメインでした。

原因が分からないまま、いろんな症状に本人や家族が悩まされ、サスペンス風の展開ですが、あっさり原因が突き止められ、詳しい説明もないまま完治してしまい、なんとなく尻すぼみの印象でした。

 

 

恋人や家族の支えと言う面では、『8年越しの花嫁』の方が感情移入できましたし、特に恋人のスティーヴン(トーマス・マン)はイマイチでした。そばにいるだけで、何にもしていないというか・・。

『8年越しの花嫁』の尚志(佐藤健)の方がよっぽどイケメンだし、演技も素晴らしかったなぁ~。

 

『8年越しの花嫁』では泣けましたが、『彼女が目覚めるその日まで』では、泣けませんでした。

 

でも、主演のクロエ・グレース・モレッツは良かった!いつもながら、美しい。

 

特に、彼女を襲う「抗NMDA受容体脳炎」の様々な症状をリアルに演じており、単にきれいなだけの女優ではなく、今までも色々難しい役を演じてきたと思いますが、今回もさらにステップアップしたように思います。

 

『8年越しの花嫁』は、昏睡状態から目覚めた後や、恋人や家族の支えの物語がメインでしたが、『彼女が目覚めるその日まで』は、病気の症状と、家族の支えから診断に至るまでの過程がメインの物語でした。

でも、家族の支えと言う面では、『8年越しの花嫁』の方感情移入できたし、映画としては『8年越しの花嫁』の方が良くできていたと思います。

 

さて、僕がイチオシの女優さんと言えば、「今世紀最高の青春女優」広瀬すずちゃんですが、「世界中を魅了する女優」クロエ・グレース・モレッツちゃんも、大好きなのです。

 

5歳から芸能活動を開始し、子役としてテレビや映画に出演していた彼女ですが、やはり何といっても彼女の知名度を上げたのは、映画『キック・アス』です。

僕も、この映画を見て、彼女の大ファンになりました。

 

でも、いまだに彼女の代表作が11歳の時の『キック・アス』と言われても仕方ないかな~。主演作品に恵まれない気もします。

今回の『彼女が目覚めるその日まで』も、映画としてはもう一つと思えたし・・。演技は良いんですけどねぇ~。

 

色々語りだすとキリが無いので、この辺にしておきますが、最後に、彼女の出演作品、極端に変貌する役が多いんですよ。

画像をまとめてみました。

 

キック・アス

 

 

 

モールス

 

 

 

ダーク・シャドウ

 

 

キャリー

 

 

キック・アス2

 

 

イコライザー

 

 

おわり。