田村心です!!


「僕のヒーローアカデミア」
The "Ultra" Stage 平和の象徴


大千穐楽を迎えることができました。


劇場に来てくださった方
配信で見守ってくださった方
応援してくださった方
ありがとうございました。




ブログ書きます



そう宣言してから
5日も経ってしまいました。


「ヒロステ」の余韻が抜けないまま
「刀ミュ」の稽古に行ったり
さらに次の舞台の稽古に行ったり...


目まぐるしい5日間でした。


なので5日も経ってしまい
ブログの期待値が
高まっているかと思いますが

5日間かけて書いた
超大作ブログとか
そういうわけじゃないので
軽い気持ちで読んでください。




そして
作品のネタバレを含んでいるので
これから配信を見る方や
DVD&Blu-rayを楽しみにしている方は
自分の良きタイミングで読みに来てください。




さて
大千穐楽を迎えはしましたが
全公演を届けることはできませんでした。
  


中止になってしまった6公演



この中止の影響を受けてしまった方々に
僕らはどうにか作品を届けられたのだろうか?

やっていただく事ばかりで
申し訳ないけれど

チケットを取り直していただいたり
配信で見ていただけたりしたのかな

なんて気にしています。



中には
中止の悲しさから


もう「ヒロステ」見ない!!!!
 

なんて
思っている方もいるのかもしれません。


楽しみにてくれていた気持ちも
その楽しみが中止なった時の気持ちも
僕らには計り知れないから
なんとも言えないけれど...

  

そんな方々にも
なんらかの形で
作品を見ていただけたら
僕らはとっても嬉しいです。


5月15日まで
U-NEXTさんで見逃し配信も実施しています。
是非是非チェックしてみてください。 
そして
毎回色んな事が起きてしまうけれど...
 


「ヒロステ」の事
嫌いにならないでくださいね。



いつかまた
「ヒロステ」に会いに来てください。




次は「ヒロステ」が
完全勝利できますように。




さて「ヒロステ」3作目
(中止になった「本物の英雄」を含めたら4作目)


作品とも皆とも
出会って3年。


シリーズ物だからこその
楽しさも、難しさもたくさん感じる
そんな作品でした。



3年という月日を
共にしたからこそ
生まれる感情があれば

3年を共にしたからこその
壁もある



「ヒロステ」において
お芝居は過去1番深まった気がしますが
過去1番悩みも生まれた作品でした。



それでも
作品が好きだから
デクが好きだから

壁を、悩みを
共に乗り越えてくれる人がいるから

導いてくれる演出家がいるから

支えてくださるスタッフさんがいるから

待っていてくれる皆さんがいるから
自分は頑張れました。



今回「デク」は色んな物を
奪われ、失うお話でした。



かっちゃんを目の前でヴィランに奪われ
憧れのオールマイトは引退...


この作品の稽古から本番にかけて
自分も大切な人を失いました。


今回のデクの感情と
リンクする部分があまりにも大きく
苦しくなることが結構ありました。

稽古期間
デクとしての叫びなのか
田村心としての叫びなのか

デクとしての涙なのか
田村心としての涙なのか
分からなくなったりしました。




「ヒーローが辛い時
誰がヒーローを守ってあげられるのか」




これは「ヒロアカ」に出てくるセリフです。

自分はヒーローではなく
役者ですが...
 

父が旅立った時も
公演が中止になってしんどい時も
助けてくれたのは皆さんでした。

皆さんからの言葉に救われたし
皆さんが待っていてくれたから
頑張ろうと思えて、前を向けました。



本当にありがとう。
 


そんな皆さんを
今度は自分が助けられるように
頑張らなくてはと思っています。


デクは今回
色んな物を失いました。

しかし
今回の物語を経て
この先デクは強くなるんです。

デクが悲しみを経験して強くなるように
自分もここから人として強くなるんだと
そう信じて...

強くならなくちゃ!
そう誓って生きていきます。


プライベートで戦いながら
皆に支えられて、助けられて作り上げた
「平和の象徴」という作品は
自分にとって思い入れが深い
生涯大切な作品になりそうです。




魂がこもった作品。
たくさんの方に、父に届きますように。



自分はいつも
デクを演じるたびにボロボロになって
公演を終えていました。

その度に皆さんに
たくさん心配をかけてきたと思います。



しかし今回は
1番傷が浅く公演を終えられた気がしています。



デクが徐々に
ワンフォーオールという超パワーを
使いこなしていくように

自分も3作目にしてやっと
デクを演じ切れる身体や喉

力を抜いているわけじゃなくて
演じるのにちょうどいいバランスみたいな物を
見つけられた気がします。



デクが馴染んだのかな??



全作見に来てくれている
役者仲間や、友人からも


今までで1番デクだった!


と言われることが多くて
とても嬉しかったです。



自分も万全の状態で
最後までやり切りたかったし

周りに心配をかけない...

そうしなきゃという気持ちがありました。



今回描いたのは
オールマイトが引退する物語。

オールマイトがいなくなって
デクがヒーローとして
スタートラインに立つには...

と考えた時に
ふと思い出したセリフがあったんですね。

初演のデクの最後のセリフなんですけど


「僕はずっと
見てくれている人を不安にさせてきた
だから僕は誰も心配することのない
僕なりのやり方を見つけたい
それが「僕が来た」って言えるようになる
スタートラインだと思う」


そう言って
初演の物語を終えるわけですね。


さらに
今回の物語の最後オールマイトから


「君が初めて
怪我せず窮地を脱したことすごく嬉しい」


そう言われて物語が終わるわけですね。


そんな
2つの理由から


デクとして
田村心として
見てくれている人を不安にさせない
大きな怪我もせず走り切る
そんな公演にしようって決めていました。



デクが言う
スタートラインに立てたでしょうか。



田村心も
「ヒロステ」のデクと一緒に成長しています。


これもまた
デクとリンクする嬉しかった話なのですが
洸汰くんを演じた聖嵐くん、怜生くんから
千穐楽にお手紙をもらいました。


そこには


自分のことを
本当に「ヒーロー」って言ってくれたり

自分の姿を見て
「主役をやってみたい」と思うようになった


そんな事が書いてありました。

子供が大好きだし
小さい頃からヒーローに憧れて育ち
主役として悩んだ田村心にとっては
嬉しすぎるお手紙で

少し夢が叶ったような
何かを認めてもらえたような
そんな嬉しい気持ちになりました。
2人ともありがとう。



では
そろそろ締めます。



写真撮りたかった人や
撮りたかった服がたくさんあったのですが
なかなか難しかったです。

本当にバタバタなんです。
裏見せたい。笑


ジャージとか撮りたかった。


雄英ジャージ初演の時に
作っていただいたんですけど
久しぶりに着たら
肩周りパツンパツンでした。


筋トレ頑張ったんです。


あ、そうだ
すっごい筋トレ頑張ったんですけど
筋肉どうでしたか???
 

あまり筋肉の感想見かけなくて
悲しいです!!!笑


きっとデクは筋肉ある風の服着てる??


なんて感想を見かけました。 


着てないわ!!!!脱いでるわ!!!
ちゃんと鍛えたわ!!!!

 
と常闇役の凛くんと
ずっとこのネタで盛り上がっていました。


筋肉の感想でも
公演の感想でも
なんでも構いません。

公演が終わった今
皆さんが何を感じて
何が楽しかったのか
教えていただけたら嬉しいです。



しっかり読みます。

 

話が逸れましたが
写真ですね


今回のサブタイトル
まさに「平和の象徴」
僕らのヒーロー オールマイト

 
ヒロさん
ヒロさんが
ヒーローをしていた頃から
テレビで見ていた
自分にとっての本当の憧れ。

今回の最後のシーン
もうお芝居を越えた
何かが生まれていた気がします。

そんな方と
そんなお芝居をできた事が
もう幸せで、自分の財産です。

これからも
役者の先輩として
人生の先輩として
僕らの憧れとして
お世話になれたらと思います。


改めて
「ヒロステ」
ありがとうございました。


支えてくれた、応援してくれた
共に作り上げた全ての方に


そして堀越先生に感謝を。


今回は生で見ていただくことは
叶いませんでしたがお弁当いただきました。
先生にも
映像で見ていただけたら嬉しいなぁ。



「ヒロステ」
かなり短いスパンで2作上演したので
寂しくなりますね。



しかし
デクも言っていた通り
いつかまたお会いしましょう。
(隠密だっ!!!!)



では!!!