田村心です!!



「僕のヒーローアカデミア」

 The “Ultra” Stage 最高のヒーロー



先日

大千穐楽を迎えました。






ご来場、ご視聴いただき

ありがとうございました。



過去

色んな壁に阻まれて来た

「ヒロステ」



今回は

カンパニーとして

完全勝利



全公演を届ける事ができました。



皆がひとつになって公演を繋ぎ

乗り越えてくれたおかげです。



改めて

キャスト、スタッフさん、お客様

そして泰さんありがとうございました。



自分が休演になった期間

それはもう感じたことのないような悔しさと

言葉にできない感情が渦巻いたのですが




皆と離れた事により見えた物や

感じられた事があったし




自分が休演になった事で

一つにならなきゃと思って

よりカンパニーの絆が深まったり


自分が戻った時には嬉しくて

またさらに士気が高まった



なんて言ってくれる人もいて

悲しい事ばかりではなかったのかなと

思ってます。




悔しいし

皆には迷惑をかけてしまったんですけどね。




しかし

ピンチや悔しさから

生まれる物も間違いなくあると思っています。



「ヒロステ」2作目

情勢的に公演が中止になって


あの時も

とてつもなく悔しくて悲しくて

どうしようもなくて虚しくて


前を向こうとしても


この悲しみに

意味を見出せる日が来るのか

と当時は思っていました。


しかし

プルスウルトラverとして

再演した時「ヒロステ」には



「anthem」



という

楽曲が生まれたんですよね。


それ以降

この「anthem」は

「ヒロステ」にとって

とても大切な曲になり


今回の「最高のヒーロー」でも

「anthem」のメロディが

大切なシーンで何度も流れていました。



もしあの時

公演が中止にならずに「anthem」が

生まれていなかったら


今回の公演の形も

全然違うものになっていたかと思うと


あの時の悔しさは

意味があったのではないかと

数年越しに思えています。



だから

今回の自分の悔しさも

いつか意味があるものだと

思える日が来るように


これからも

精進していこうと思います。




今回もそうであるように

「ヒロステ」中は

何かが重なって起きて


それがキャラクターや物語と

リンクするような事も多くて


振り返った時に



演じたな



というより



生きたな



という感覚になるのです。




一作目

デクはとにかく必死で常に全力で

力も使いこなせず体もボロボロで


自分も

まだ技術が伴っていない中での座長だったり

ジャンプ作品の主役なんだから

常に全力でやるしかないと思っていて

だからずっと必死で


結果

体を壊して色んな人に

心配かけたと思います。


一作目

デクの最後のセリフ



「誰も心配する事のない

僕なりのやり方を見つけたい」



というのは

デクとしての決意であり

田村心としての決意でもある

そんなセリフでした。



2作目 期末試験

生徒たちは

大きな壁を越えなくてはならなかった。


そんな作品が

初日を迎えるという時

世界は大きく変わり始めて

結局公演はほぼ中止になり

悔しい思いをした。


2年かけて

その悔しさを晴らして

皆でその大きな壁を越えました。



3作目 オールマイト引退

デクは憧れに勝って欲しいと願い続け

結果憧れが目の前で終わってしまう。


その稽古期間から

体調を崩して入院していた自分の父。


勝って欲しいと願い続けましたが

本番期間中に父は旅立ちました。




そんなふうに

この4年デクと共に

楽しい事も、辛い事も

たくさん経験してきました。




だからこそ

「ヒロステ」という作品に

デクという役に思い入れが強くあって



「ヒロステ」は人生そのものというか

人生の一部と言えるほどに

大切な作品なんです。




こんなにも

大切で、大好きになれたのは

「ヒロステ」という作品に

集まったキャスト、スタッフさんの

おかげでもあって



カンパニーが

こんないい雰囲気になったのは

心とか、亮太のおかげだよ


他のカンパニーを

こうしようとしてもできなかったもん



なんて言ってくれる

キャストもいるのですが



自分も

きっとりょーちゃんも

こうしようなんて事は

全く思っていなくて



集まったメンバーが愛に溢れた

お互いを尊重できる

最高のメンバーだったというだけなのです。



他のカンパニーがそうじゃないとか

そこに優劣があるとかではなくて



「ヒロステ」が

それぞれ愛と優しさが強すぎる

そんなカンパニーなのです。



助けられてばかりですが

そんな最高のカンパニーの

座長をやらせていただけている自分は

幸せ者です。



その隣に

自分ができない事をやってくれる

もう1人の座長



小林亮太がいてくれて良かった

かっちゃんが小林亮太で良かった



心からそう思えます。



そりゃ人間だから

合う合わないもあるし

苦手な人だっている中で


信頼しあって

いつだって本気で

真っ直ぐぶつかれる


そんな役者が

幼馴染としてキャスティングされて

4年間共に歩んで

作品を届けられるって





なんだか

奇跡的な事のように思えるのです。





2人で

4年前から意識し続けてきた

エピソード


ちゃんと2人でやり切れて

よかったです。






今回もそれはそれは

ハードな公演だったのですが


それでも

毎回乗り越えられるのは



隣に皆がいてくれるからで


愛に溢れた

クリエイターチーム、スタッフさん達に

応えたいからで


お客様に楽しんでいただきたいからで


 


そして

堀越先生にも届いて欲しいからです。




漫画を見れば

いつだって前を向く

デクやヒーロー達に励まされて

勇気をもらって

僕らも何度だって立ち上がれました。




「ヒロアカ」が本当に大好き。




その世界でデクとして

生きれる事が心から幸せだし


その世界を作り出している堀越先生は

僕らにとってオールマイトのような

絶対的憧れなんです。




堀越先生への感謝を胸に

今回も作品を届けていました。




これからも

田村心は「ヒロアカ」が大好き。

デクが大好き。




初演の時は

どう受け入れられるか分からなかったし

不安もあったけど


それでも

決意や目標を込めて




2.5次元作品を代表する作品にします!!!




そう宣言しました。

4年を経て




2.5次元を代表する作品だ!!!




って

胸を張って

言える気がします。



だって

こんなに熱くて素敵で

愛に溢れた作品なんだもん!!


こんなに素敵なカンパニーなんだもん!!


こんなに温かいお客様に

囲まれているんだもん!!!!!




そう思わせてくれた

皆に、皆様に感謝です。




たくさんの応援をありがとうございました。







いつも心に原点を。

これからもヒーローを目指します。







「ヒロステ」

大好きだぁあああああああああ!!!!!!




たくさんの愛をありがとうございました。

幸せでした。




では。