田村心です。



先ほど

発表がありました。



「ヒロステ」


兵庫公演から復帰いたします。




東京公演

楽しみにしてくださっていた皆様

本当に申し訳ありませんでした。




自分は今回のエピソード

やらせていただけるのを

4年前の初演の時から

楽しみにしていました。


当時はそんな先のこと

何も決まっていなかったし

見えてもいませんでしたが


いつか「ヒロステ」で

上演されるかもしれない

今回のエピソードを


僕らと同じで4年前から

楽しみにしてくださっていた方は

いたのかなと思っていて...




そんな方を思うと

心苦しいのです。




今回の件で

悲しませてしまった方に

何らかの形で「ヒロステ」届くといいなぁ




届くと信じて

自分はここからの公演をやり切ります。






この期間

ひたすら誰かに助けられて

支えられるそんな日々でした。






体調に異変を感じつつも

立ち止まる事は許されない

そう思っていた自分に

ストップをかけてくださった制作さん。



駆けつけて

公演を繋いでくださった泰さん。



人が変わる事で

どうしてもやらなくてはいけなかった

劇場稽古に付き合い

繋げてくれたキャスト、スタッフさん。




心くん!

家に何でも届けるから言ってね!




と言ってくれた

何人かのキャスト。



それに対して

遠慮していたのに

本当に家まで来て

たくさんのご飯を運んできてくれた

とある2人のキャスト。



開演直前の円陣で

テレビ電話を繋いでくれて

皆の顔を見せてくれた小林亮太。



診察時間外に病院を開けてくださり

薬もその日のうちに飲めるようにと

薬局まで閉めないように手配してくださった

医療従事者の皆様、薬剤師の方。




そして

こんな事態にも関わらず

連日劇場を満席にしてくださり


日々カンパニーに、自分に

励ましのメッセージを

送ってくださったお客様。



たくさんの役者仲間や先輩

友達からの励ましの連絡...


 



そんな皆様に

どれだけ助けられて

どれだけ支えられていたか分かりません。






こんな状況でこんな事

思っていいのか分かりませんでしたが

皆さんの温かさがすごすぎて




甘えていいんだ




って

そう思えました。




もっと周りに甘えていい



これは

いつも自分のデクを見て

演出の元吉さんが言ってくださる言葉。




状況は違えど

初めて皆に心から

甘えられたような気がします。





そして今回

雄英を離れて思った事は





自分は「ヒロステ」

という作品が大好きだという事。





自分にとって

かけがえのない場所だという事。





また皆と笑って舞台に立ちたい





そう思う毎日でした。





 

早く皆に会いたいなぁ






皆さんには

ご心配をたくさん

おかけしましたが

自分はもう本当に大丈夫です。


誰にも心配させることのないくらい

元気に頑張ります。





僕が来た!




って

元気な姿で示します。





残り10公演。

大切な10公演。





もう守れない物も

どうしたって取り戻せない物もあるけど


皆と一緒に

ここから取り戻せる物は

全部取り戻します。






劇場でお会いしましょう。






改めて

「ヒロステ」繋いでくれた

泰さん、キャスト、スタッフさん、お客様

本当にありがとうございました。




また

よろしくお願いいたします。




では。