田村心です。

 


先日はふとした時に

空を見上げる事が多い一日でした。






父が旅立って一年。

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お墓に手を合わせてから

1日を過ごしました。








父と会えなくなって一年







大切な物を失っても

時は止まらないし

季節は移り変わるし



そんな日々が

寂しかった期間もありました。




夏になって

秋になって

冬になって



そして暖かくなってくると

なんだか胸の奥がチクりと痛む



好きでも嫌いでもなかった春が

嫌いとまではいかないけれど





ちょっとだけ寂しくなる





そんな季節になってしまいました。




一年で色々思う事

感じる事はありましたが

ちゃんと向き合えています。


大切な人を失う経験というのは

役者にとっては

大きな意味を持つように思えています。




どんな役にだって

大切な人や、物、信念があるわけで


それを大切に思う気持ちや

失った時の気持ちを


具体的に想像できるようになったし


それを

お芝居として

少しは表現できるように

なった気がしているのです。




舞台開演数分前に



父にもこの舞台見て欲しいなぁ



なんて思う事も

よくあるのですが



そう思えたら

それはきっと稽古を頑張れた証だし

いい作品なんだって思える

指針にもなっています。




一年前も

今も「ヒロステ」の現場で


同じ現場だし

同じメンバーに囲まれているので


一年前の自分と

今の自分をとてもよく比較できるのですが





一年前は

視野が狭まっていたなと思えます。





だから今は

視野を広く

周りをよく見て


皆とたくさん話して


去年以上に頑張って

楽しんで


いいカンパニーにしようと

思えるのです。







毎日楽しいし

笑えています✌️






そんなふうに生きることが

今の自分にできることだと思うし


父にはそんな姿を

見守っていてほしいと思っています。





いなくなってから分かる

父の偉大さ。


そして

多くの人から愛されていたという事。





自分も

いつかそんな日が来たら

父みたいな愛のある人間になりたいです。






去年お祈りしてくれた方も


もうすぐ一年だな

なんて思ってくれた方も


皆さんありがとう。






では!!!!!