さて、天正道場では2018年11月10日、11日と合宿が開催されます。




場所は九十九里、普段の稽古も合宿に向けての稽古に入っています。

ところで、皆さんは旅行などで宿泊の際、特に民宿などに泊まった際にお礼の言葉を言っているでしょうか?

天真体道創始者の青木師は、何度となく合宿を行なっていますが、その度に宿泊宿へのお礼には本当に気を使っているそうです。

世の中は、「お金を払っているのだから、サービスを受けるのは当たり前だ!」

とばかりに、お礼のおの字も言わない人が多いのが現実です。

金額以上のサービスを受けて、なおかつ値切ろうとする人もいます。

同じような事は自分で商売をしたことのある人なら、多く経験するのではないでしょうか?

〜だから安くしてもらって当たり前。

そういう病気が、世界中に蔓延しています。
その反作用と言うのでしょうか? 実に汚い商売もまた蔓延しています。

そういう負の連鎖が、農薬まみれの野菜や、要らない機能がいっぱいついてかえって役に立たない携帯電話、現実には使ってはいけない核弾頭、大量の海洋ゴミや宇宙ゴミを産んでいるのでしょう。

「義理・人情・恩返し」なんて言うと嫌う人がいますが、そう言う事を大事にしない人は、稽古を続けても上手くならないようです。そもそも、長続きしない。

人間の心の中で何がどのように影響しあっているのかわかりませんが、どうやら稽古の上達、特に心の上達と関わっています。

人生振り返ってみれば、「義理・人情・恩返し」を欠いて来たなあと思います。

そういうのをもっとキチンとしていたら、もっともっと上手くなっていたんじゃないかなあと悔やまれます。

で、いろいろ話をしてわかるのは、
上手くならない人は「義理・人情・恩返し」に無頓着だったり、さもなきゃ、自分は十分に果たしていると思っているんです。

これ以上何すればいいんだ! とかね、

でもね、今になってわかる(遅いなぁ、もっと若い時に理解しておけば良かった)

人生で受けた恩って言うのは、返し切れるものではないんですよね、

だからもうわたし達は「恩送り」というか、そういう事をしないといけないし、そういうことがわかる人は、稽古やってても上達が早いのです。

わたし達は、やっぱり一人では生きられないし、一人だったら生きてても楽しくないんですよね。

大事なものってあるんですよねぇ。

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