今日は、わかめ体操のプラベートレッスン

お友達同士の参加です。

運動量を抑えて、わかめ体操の真髄だけのレッスン。

まずは二人でストレッチ



創始者の青木宏之師は、実に何にでも学びます。

天真体道が茶道の影響を受けていると言ったら、驚くかもしれませんが、これは間違いありません。

というのも、奥様の悦子先生は茶道も学んでいたので、
草創期には、メンバーとお茶会を開いたりしていたそうです。

そうして何を学んだか? 喫茶の精神を学んだのです。
そのため、千利休に関する研究はひとかたならぬものがあります。

わかめ体操は武道から生まれた、コミュニケーションの練習でもあります。

稽古相手とのコミュニケーションは、いつ始まっているのか?
これを考え出すと、凄い稽古ができます。

「礼」をすると組手が始まるのですが、
本当にそこから始まるのか? と考え直してみると凄い稽古ができます。

「礼!」と号令をかけられたから礼をするというのは、礼じゃない。

組手をする二人には、その二人の間にだけ存在する「絶妙のタイミング」があります。
その「絶妙のタイミング」を感得する「礼」をして、わかめ体操。

そうすると「ゆるゆる〜」だけど何か「ピッ」っとしてる。
たのし〜いけど、ふわふわしてない。
そんな「わかめ体操」になります。

これって、茶道の中の一大命題と同じ事を学んでいるのです。

こんな礼をして、始めると
凄く実のある「わかめ体操」になるんです。

こういうのも、プラベートレッスンだからこその稽古と、言えるかもしれません。