本日は、天正道場の剣武天真流、新年初稽古でした。

抜刀術の稽古です。ですが、もちろん抜刀後の技もあります。

ということで、受け技の稽古。
受け技だけを集めた、東風波濤剣という型の稽古です。

受けと攻撃の話になったんですが、

もうね受け技の稽古ほど「心が大事」になる稽古は無いですよ。

私たちはつい、現代の感覚で剣術を考えます。

特に照明。

現代社会は暗闇が無いのです。

照明だらけだから、剣がピカピカ光ってわかりやすい。

素手の体術の専門家で、特に近代格闘術の専門家で日本剣術を甘く見てる人がいますが
とんでも無いことです。

「たそがれ時」なんていう時に、和装(って言っても普段着)で真剣を構えられたら
もうわからないですよ。

剣が見えないのです。

特に陰の構えって言われる様な、剣が隠れるで構えで構えられたら、
まったく見えないのです。

剣術同士の戦いで、白昼、白い服着て正々堂々なんて
ありえません。道場の中だけです。

そういうことを考えて、稽古しないといけない。
でないと技が甘くなるんですね。

剣の受け技なんて、そういう見えないのが前提の剣を受けるのです。
気だの反射神経だの言ってたら、遅くてしょうがない。

心を研ぎ澄ますしかないのです。
心が大事! そういう事なんですね。

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