【稽古随感】問いが人生を楽しくする

「問い」って重要だなぁと思います。

問いのあり方によって、答えが変わったり、出たり出なかったり。

問いの大きさで、得られる答えの大きさも違ってくる。

禅なんかでは「大疑団」なんて言葉を使いますね。

三つの大切な修行のポイントです。「大信根・大疑団・大勇猛心」

恐ろしく大雑把ですけど。わたしはこう解釈してます。
大信根は第一に宇宙の普遍のルールがある事。第二に師匠っていうのはそのルールに基づいて指導してくれてるって信じる事。また自分もそうするっていう事。第三は自分の修行は必ず成就すると信じる事。

大勇猛心はもう読んで字の通り。

で、大疑団ですけど。
「疑わざるこれ病なり」、「大疑無くして大悟無し」と禅では言うそうです。そもそも大疑というのは、本当の信というものを根底に持って、そこから発する根本的な疑いなので、ものすごく深～いところから出てきた「問い」なんですね。

大きな問いを発するから、大きな答えが返ってくるんだと思います。
人生でも、「今日の会計が～！」っていうのも大事ですけど、
同時に「宇宙って？」「真実って？」「イノチって？」
っていう問いを持つ事で、もっと豊かに、もっと素晴らしくなるんじゃないかなぁって
思います。

一緒にお稽古しませんか？
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