天真体道(新体道)の表看板の一つには「脳力開発」があります。 




「脳」ブームなんて言われて久しいですが、それをずいぶん早いうちに先取りしていたのが新体道です。 





脳というのは、人体の中で最もエネルギー、しかも純粋なエネルギーを使う器官ですし、人の体は危機に際して本能的にとにかく脳を守ろうとする性質があります。緊急時に血液が優先的に運ばれる場所は心臓と、脳です。それほど大事だからなんですね。


その脳の力を開発するのに最近、巷でよく用いられる方法はほとんどが視覚や聴覚からの開発や、知能テストの進化版みたいなものによる知的な開発法です。


これらの方法は確かに効果的なんですけど、考え直しておきたい事があります。能力開花の阻害要因は、こういうテストの進化バージョンの様なものだけでは飛び越える事がむつかしいということ。


人間は、脳だけで出来ているわけではない。当たり前ですがこの事実を能力開発に携わる人というのは忘れがちです。





ある面、脳というのは、情報のターミナルであり、体各部は脳からの指令を受けて動いていますが、情報をまた脳にフィードバックしているわけで、

「からだが置いてきぼり」の能力開発は、現実的とは言えないということです。

たしかに、今一般に見られる学習方法を含めた能力開発は、一見効果的ですけど、人生(50年~7・80年)という長いスパンで見た場合や、また人間が生きるということ全体を通して見た場合、その効果はいかがなものだろう? と疑問に感じます。



(デイビッド コルブ(David A. Kolb)が1984年に提唱した体験学習サイクル(Experiential Learning Cycle))


脳もからだの一部です。確かに脳を生かすことが、肉体の持つテーゼのようなところがありますが、肉体あっての脳というところも大きいのです。


情報処理の器官としての脳に対し、肉体は何をするのか? 経験による情報の取得ではないでしょうか?


能力を、経験値ということも含めたものとして見た場合、経験を伴わない知的作業や、イメージ活動だけの作業によって拡大された能力はいびつであることがわかります。 





これが現象として現れてしまったのが、2012年3月の福島原子力災害でしょう。最近この事故の時の、現場や本社での様子が映されたビデオが公開されていますが、行動があまりに稚拙で、思考停止しているエリートの姿がよく現れています。


知的作業だけで原発を運営してきたものの、いざ災害となった時のシュミレーションさえしていないため、経験値ゼロ。まったく効果的な活動ができていない。つまり能力はゼロに等しい烏合の衆が騒いでいるだけです。


私見ですけど。こんな公式を考えたことがあります。(かなり乱暴ですけど)
能力=勉強 × やる気 × 経験。 
経験とはシュミレーションを含みますが、
シュミレーション < 実際の経験
と言えると思います。


つまりどんなに勉強しようが、やる気をかき立てようが、実際の経験がゼロなら、能力はゼロだと思います。人間が生きる限り経験ゼロはあり得ないのですが、机上の学問やイメージ活動が好きな人は、実際に体を使う経験数が低くなりますから、能力はゼロに近づきます。


経験が能力の大小に直接関わりますが、経験はすればするほど、その受け皿が大きくなると考えて良いと思います。


山野を歩いている人と、都会しか歩かない人。「歩く」と言う能力においてその能力差は歴然ですが、これはまさしく「歩く」ということに対する「脳」の中の情報量の差ともいえます。


そうやって、体というものを介して脳を開発して行きます。もし、能力開発を体を介さないで、視覚や聴覚や知能テストみたいなものだけで行うと大変です。情報量が多すぎて脳の視覚や聴覚に対応しているところが、パンクしてしまうはずです。体を通した経験はそれほどに数多く多様な情報を持っています。


ということはつまり、一般的な「能力開発法」なるものの情報量は、意外と少ないものなんです。だって、能力開発法やっても脳がパンクしてる人はいないでしょ?


別な見方をすると、新体道のような体全体を使って行う能力開発は恐ろしく情報量が多くても、脳がパンクせずにすみます。むしろ稽古後は清々しいくらいです。


でも、やっぱり能力は開発されてるんですよ。


証拠に、稽古後に雑談が始まると話の濃いこと濃いこと… 時間がいつも足りなくなるんです。(笑) 


天真体道の得意分野 直感力開発
わかめ体操




☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 






☆初冬の11月13日、丹沢・夕日の滝にてワンディ滝行を行います!
(終了しました)

冬へと向かう清々しい空気の中での滝行…ご参加お待ちしております。
滝行の経験は、あなたの人生にとって、大きな変容の力となることでしょう!

滝行は大いなる気づきの宝庫です!


お申し込みの方は以下をよくお読みください。

また、滝行に初参加または久しぶりの方には稽古へのご参加をお願いしております。




○日時
11月13日(火)

○場所 
神奈川県足柄郡「夕日の滝」

○宿 
旅館文覚荘
所在地 : 神奈川県足柄上郡山北町平山1180
電 話 : 0465-75-0233 (FAX兼用)

○集合 
11月13日(火) 文覚荘に10時

○解散
同日午後4時ごろ。(予定)

○内容
入滝1回、新体道実技1回

○参加費
初参加 25,000円
経験者 20,000円
この料金は入滝、新体道指導のほか以下の料金を含みます
休憩費、昼食、保険費用

※参加費は銀行振込をお願いします。振込先はお申込み時にお知らせいたします。
ご入金の確認を持ちまして、申込完了とさせていただきます。

○申込締切 11月7日(水)
     
○最小催行人数2人。定員4人。

○参加申込みの際、以下をご記入の上
shintaidojin@@@hotmail.co.jp (@を一つにして)送信してください。

※氏名、性別
※ご住所
※携帯電話等の番号(無ければご自宅)
※住所・生年月日(保険適用のため)
※わらじ、稽古用足袋の有無
※新体道滝行での入滝経験
※今回の滝行をご希望の理由、目標。滝行に期待すること



○集合場所への交通
小田急線・新松田駅からタクシー
または 同・新松田駅で乗換えのJR御殿場線・山北駅からタクシーまたは徒歩
タクシーでは、「洒水の滝の文覚荘(もんがくそう)」でわかります。
タクシー代金は新松田からは3,000円強、山北からは800円くらいです。
御殿場線は本数が少ないので、時刻表で確認してください。



○持ち物
入滝着衣1セット(稽古着が望ましいですが、ゆったりしたズボン、白いTシャツなどでもOK)、大判のバスタオル(屋外での着替えとなります)、タオル、着替え、暖かい衣服(滝行後は体が冷えます)、ホカロン、ニットの帽子、濡れたものを入れるビニール袋、滝への移動時に着替えなどをいれるもの
稽古用足袋、わらじが必要です。ご相談ください。



○滝行ご参加にあたって
滝行が初めての方、久しぶりの方には新体道・東京西地区新体道連盟の稽古会へ一回以上のご参加をお願いしております。
稽古は月曜日・三鷹、木曜日・国立にて夜7時より行っております。稽古料は一回3,000円です。詳しくはお問い合わせください。


○キャンセル料について
申込締切後のキャンセルは、参加費の半額をキャンセル料として申し受けます。
当日キャンセル、無連絡不参加は全額を申し受けます。


○参考
【ワンディ滝行の流れ】
集合(現地の宿または現地の最寄り駅)→着替え→ミーティング(滝行の注意事項伝達)→滝へ移動→天真柔操(新体道実技)→入滝→着替え→宿へ移動→手分けして洗濯・乾燥、入浴→昼食→ミーティング→解散


○お問い合わせはメールまたはお電話でお気軽に!

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 三鷹稽古会は、
月曜日 19時~20時45分

三鷹駅より徒歩5分ほど、南口を出て「風の散歩道」を歩いてください。フランス料理店を過ぎ、骨董品屋さんの手前を右に曲がります。左手に見える「沙羅舎」こちらの地下「舞遊空間」をお借りしています。
http://sarasya.mall.mitaka.ne.jp/

$新体道人・shintaidojin



☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆

国立稽古会は、
木曜日 19時~20時45分

国立駅より徒歩7~8分ほど。

南口を出てロータリーから「あさひ通り」を歩いてください。コンビニエンスストアの角を左に曲がります。左手のスポーツジム、カラオケ屋さん、右手に見えるNTTを過ぎてさらに進み、皮膚科を過ぎると、「東地域防災センター」の縦看板が腰ぐらいの高さに見えます。そこを右手に入って奥「東地域防災センター」こちらの2階を主にお借りしています。

※注意※会場は変わることがあります。

$新体道人・shintaidojin

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新体道・東京西地区新体道連盟
~武道・瞑想・滝行~
曽根田 敦志 SONEDA Atsushi
ホームページです。
http://www.shintaido-jin.com/
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