$新体道人・shintaidojin



先日は出張指導でした。こちらでは久しぶりの滝行でした。季節的には秋なんですが、今回のみなさんは始めての滝行でしたので、ちょうどよい季節だったんじゃないかと思います。


懸念材料はありましたよ。こちらのみなさんは、凄い「修行が好き」なんですよね(笑)だからね、ふつうの人に比べたら、強いんですよねぇ。強すぎちゃってねぇ。


滝行なんてね、本来弱い人がやるものなんですよ。


だってね、強い人が滝行やるとね、二つに一つなんですよ。完全に打ち勝っちゃうか、死ぬか。これまた両極端なんですけどね。実際そうです。わたしも先導してて、ヤバイ!っていうシーンってありましたからね。


完全に打ち勝っちゃうってのは、フィジカルが強かったりすると、滝に入っても、何にも感じないんですよね。滝ってのは、無差別に誰にたいしても福音をもたらすものなんですが、肉体が強すぎると、心が開かれにくくってね、滝の福音を感じられない。そういうことが起きて「何の意味があるの?」ってなっちゃう。


死ぬっていうのは、精神力が強かったりすると、我慢するんです。まだできる、まだできる、って具合に。そこで、我慢しすぎて肉体が限界になったのに気がつかずに、そのまま天に召されるという具合。これも自分の心を開いていないものだから、滝の福音に気づけない。だから終わりどころがわからないわけですね。


弱い人間は、そもそも我慢できないのでお得なのです。素直とも言えますね。


修行系の団体では大抵、我慢できる人が正しく、善であり、弱い人、我慢できない人間は悪であるというふうになりやすい。またそういうところで、滝行が好まれたりするのですけど、新体道の滝行はこういうのとは一線を画しています。


だって弱い人の方が開かれやすいんですから。


別な言葉でいいましょうか?


「善人猶以て往生を遂ぐ況んや悪人をや」


これは、親鸞というえらい坊さん(笑)…あんまり歴史に詳しくないので許してくだされ(笑)が言った言葉です。


なぜなら、自分の力で善行を積み上げて仏に成ろうと努力して、なんとかできると信じている『自力作善(じりきさぜん)』の人が悟る事が出来るんなら、もっと弱い人で阿弥陀仏に頼るしかない、自力では悟ることが難しい人を、阿弥陀仏はなおさら見捨てない。自力の心を翻して、他力を馮みたてまつれば、真実の本願に報いて建てられた一如(いちにょ)真実の世界に往くことができる。弱い人のほうが往生できる。


こんなくらいの意味です。


この言葉と、当時の強者、弱者の関係を照らし合わせるとものすごく納得の行くところがあります。


ここで言う、自力の人っていうのは、当時の経済的、社会的に優位な人の事で、お寺にいっぱい寄付したり、お金や時間に余裕があるからいっぱい修行、学問ができる人のことです。また同時に体力的に余裕があって、いっぱい修行ができる人のことです。こう言う人達の事を善男善女と言います。


他力にすがるしかない人とは、社会的弱者で、教育もされず、お寺への寄付もできない、まして食ってくのに手いっぱいで修行なんてできっこない人のことです。


善男善女は成仏できるわけですよ。たくさん寄付するから。修行して、学問するから頭も良いしね。体だって丈夫です。良いもの食って、そこそこ運動してればそりゃそうでしょう。


で、ここでふりかえります。いっぱい修行してきた人ってのはたいてい我慢強いものです。それはそうです、打ち勝ってきてこそ修行は進むんだから。でもね、我慢っていうのは役に立たない。大自然相手に、ちっぽけな人間の我慢なんて役に立つものですか? 大自然に勝てますか? できるって言うなら証明してみて欲しいものです。


こう言う、いっぱい修行してきた人が滝の福音を受けることができるんなら、体の弱い人はなおさらその福音を受けられるのです。


いや、むしろ修行なんてしない方が良い。ただ日々を楽しく、隣人を愛して、真実を見てそれと一体になって生きていったらもうそれで良いじゃないですか?


楽しく、素直に生きて行ったらいいんじゃないですか?


キリストだって言っているでしょう?


マタイによる福音書第19章13節から15節

13 そのとき、イエスに手をおいて祈っていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをたしなめた。
14 するとイエスは言われた、「幼な子らをそのままにしておきなさい。わたしのところに来るのをとめてはならない。天国はこのような者の国である」。
15 そして手を彼らの上においてから、そこを去って行かれた


打ち勝て! 見せかけだけの礼儀を保って修行する、なんてことでなくてね、素直に生きて行ったらいいんじゃないですか?ただ日々を楽しく、よろこんで生きて行ったらいいんじゃないですか?それにはね、自分の弱さを知らないといけない。知った上で、楽しくやってゆく方がずーっといいでしょう?


彼らは、これから人様にいろんなことを指導する立場なんですが、人っていうのは自分が越えられたことに関しては、無理強いをしやすいのです。弱くならないといけない。でないと人様にお話なんてできませんからね。こういうのを知ってもらうのに滝行ってのは最高なんです。


滝行が無事に終り、みんなでお風呂につかりながらこんなお話をさせていただきました。。


まあ、これで、滝行に関する概要は伝わったんで、次回は真冬だな!(笑)この調子で行けると思うなよ!(爆笑)

☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆ 初冬の11月13日、丹沢・夕日の滝にてワンディ滝行を行います!

冬へと向かう清々しい空気の中での滝行…ご参加お待ちしております。
滝行の経験は、あなたの人生にとって、大きな変容の力となることでしょう!

滝行は大いなる気づきの宝庫です!


お申し込みの方は以下をよくお読みください。

また、滝行に初参加または久しぶりの方には稽古へのご参加をお願いしております。




○日時
11月13日(火)

○場所 
神奈川県足柄郡「夕日の滝」

○宿 
旅館文覚荘
所在地 : 神奈川県足柄上郡山北町平山1180
電 話 : 0465-75-0233 (FAX兼用)

○集合 
11月13日(火) 文覚荘に10時

○解散
同日午後4時ごろ。(予定)

○内容
入滝1回、新体道実技1回

○参加費
初参加 25,000円
経験者 20,000円
この料金は入滝、新体道指導のほか以下の料金を含みます
休憩費、昼食、保険費用

※参加費は銀行振込をお願いします。振込先はお申込み時にお知らせいたします。
ご入金の確認を持ちまして、申込完了とさせていただきます。

○申込締切 11月7日(水)
     
○最小催行人数2人。定員4人。

○参加申込みの際、以下をご記入の上
shintaidojin@@@hotmail.co.jp (@を一つにして)送信してください。

※氏名、性別
※ご住所
※携帯電話等の番号(無ければご自宅)
※住所・生年月日(保険適用のため)
※わらじ、稽古用足袋の有無
※新体道滝行での入滝経験
※今回の滝行をご希望の理由、目標。滝行に期待すること



○集合場所への交通
小田急線・新松田駅からタクシー
または 同・新松田駅で乗換えのJR御殿場線・山北駅からタクシーまたは徒歩
タクシーでは、「洒水の滝の文覚荘(もんがくそう)」でわかります。
タクシー代金は新松田からは3,000円強、山北からは800円くらいです。
御殿場線は本数が少ないので、時刻表で確認してください。



○持ち物
入滝着衣1セット(稽古着が望ましいですが、ゆったりしたズボン、白いTシャツなどでもOK)、大判のバスタオル(屋外での着替えとなります)、タオル、着替え、暖かい衣服(滝行後は体が冷えます)、ホカロン、ニットの帽子、濡れたものを入れるビニール袋、滝への移動時に着替えなどをいれるもの
稽古用足袋、わらじが必要です。ご相談ください。



○滝行ご参加にあたって
滝行が初めての方、久しぶりの方には新体道・東京西地区新体道連盟の稽古会へ一回以上のご参加をお願いしております。
稽古は月曜日・三鷹、木曜日・国立にて夜7時より行っております。稽古料は一回3,000円です。詳しくはお問い合わせください。


○キャンセル料について
申込締切後のキャンセルは、参加費の半額をキャンセル料として申し受けます。
当日キャンセル、無連絡不参加は全額を申し受けます。


○参考
【ワンディ滝行の流れ】
集合(現地の宿または現地の最寄り駅)→着替え→ミーティング(滝行の注意事項伝達)→滝へ移動→天真柔操(新体道実技)→入滝→着替え→宿へ移動→手分けして洗濯・乾燥、入浴→昼食→ミーティング→解散


○お問い合わせはメールまたはお電話でお気軽に!

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 三鷹稽古会は、
月曜日 19時~20時45分

三鷹駅より徒歩5分ほど、南口を出て「風の散歩道」を歩いてください。フランス料理店を過ぎ、骨董品屋さんの手前を右に曲がります。左手に見える「沙羅舎」こちらの地下「舞遊空間」をお借りしています。
http://sarasya.mall.mitaka.ne.jp/

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☆~…*※☆☆~…*※☆☆~…*※☆

国立稽古会は、
木曜日 19時~20時45分

国立駅より徒歩7~8分ほど。

南口を出てロータリーから「あさひ通り」を歩いてください。コンビニエンスストアの角を左に曲がります。左手のスポーツジム、カラオケ屋さん、右手に見えるNTTを過ぎてさらに進み、皮膚科を過ぎると、「東地域防災センター」の縦看板が腰ぐらいの高さに見えます。そこを右手に入って奥「東地域防災センター」こちらの2階を主にお借りしています。

※注意※会場は変わることがあります。

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新体道・東京西地区新体道連盟
~武道・瞑想・滝行~
曽根田 敦志 SONEDA Atsushi
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