究極の護身術 無用庵茶話0108 | 宇則齋志林

宇則齋志林

トリの優雅な日常

おはようございます。

古今無双、無外流剣術免許皆伝のトリです(秋山小兵衛と似ているのは、身長だけです)。

 

快傑トリちゃん寝る、護身術講座へようこそ。

 

様々な理由から、護身術を習う人が増えているという。

身体を動かせばとりあえず健康にはなるから、結構なことだ。

しかし、世の中に「実戦で使えないと意味がない」という誤解が根強いのは、困ったことである。

 

これを「誤解」と言うのはなぜかといえば、多くの人が想定している「格闘」的な状況は、日常生活でほぼ起らないからだ。

路上でケンカが起ることはままあるが、そういうときでさえ、格闘技の試合のような流れにはまずならない。

だから、どういう「実戦」を思い描いているにせよ、格闘技術を使うという想定は無駄である。

 

捉まれた手をほどいたり、突き蹴りをかわして逃げ出すという意味では、ある程度の「実戦的」護身術も必要かもしれない。

しかし、本当に必要なのは、走って逃げる俊敏さの方だろう。

 

その前に、究極の護身術では、まず危ない目に遭遇しない、ということが大前提となる。

つまり、何が言いたいかっちゅうと。

危ない目に遭わないためには、家で昼寝でもしているのが一番よろしい、ということだ。

畢竟、昼寝が究極の護身術であった、という目から鱗の結論が出ました。

お後がよろしいようで。


※枕も買いました。