おはようございます。
マイケル・ジャクソン、エグザイルも真っ青、超絶ダンサーのトリです(キレッ、ギレ…のダンスをお目にかけましょう)。
このところ、健康法について書いている。
新型コロナウイルス感染症の第二波と、猛暑が同時にやって来て、もっと世間の健康意識が高まるかと思ったら、意外と誰も気にしてなさそうだ。
猛暑アラートが出たそうだが、「気をつけろ」というばかりで、アグレッシブな健康増進には興味がないらしい。
しかし、野球でも「攻撃のリズムは守りで作る」(@某野球解説者)というように、感染リスク軽減は、ステイホームなどの後ろ向きな方法ではなく、前向きな健康法の実践から作りだすのが良いと思う。
そこで、今回ご紹介するのは「坂本屈伸道」である。
これについては、以前から少しずつ言及していたが、「ネット見ろ」(@某謹慎中のお笑い芸人)と言わんばかりに、その実体については記述していなかった。
というわけで、以下に、ご紹介しましょう。
坂本謹吾『坂本屈伸道 弾力性健康法』(教育研究会、1929年)という本があって、それが今確認できる情報の全てである。
本を開くと、渋沢栄一翁の写真が出て来る。
翁も毎日これを実践されていた、という。
大河ドラマも決定しているし、これから屈伸道も注目されるかもしれない。
創始者の坂本さんは柔道家で、あるとき寒中水泳をやることになった。
ところが、どうしても冷たい水に入ると身体が動かない。
そこで、予備運動のようなつもりで、屈伸道の原型になった体操を十分にやってから、水に入ると、冷たさが気にならなかったという。
やり方は実に簡単である。
正座か椅子に座るか、胡坐でも立っていてもいいが、身体が安定する姿勢で、前に前屈して背骨を丸め、後ろに反らして背骨を伸ばす。
それだけである。
正式なやり方は正座である。
まず正面に一礼して神に感謝し、身体を左右に捻じって、凝りをほぐし歪みを正しておく。
そこから、ゆっくりと前屈しはじめる。
前に丸めるときに息を吐き、後ろへ反らすときに息を吸う。
これを、息の続く限りゆっくりと時間をかけて朝晩十分~十五分ずつくらい行う。
無論、すぐには効果など出ないだろう。
これだ、というのでやってみて、すぐさま川に飛び込んで、心臓マヒを起こされても、当方は責任を取りませんので、各自十分お気をつけて実践されてみてください。