おはようございます。
ベンチプレスでは200キロを軽く上げる、がちトレーニーのトリです(見た目はまるきり貧相です)。
筋トレが流行っている。
街を歩く男の、およそ三割くらいは、筋肉の盛り上がった逆三角形の体つきをしている。
これは、かつての日本の風景にはなかったことだ。
昔は相撲取りでさえ、過剰な筋肉をつけたりはしていなかったのだ。
「筋肉は裏切らない」というキャッチフレーズで、筋トレを推奨している先生を、テレビなどで見たことのある人も多いだろう。
筋肉が必要であるのは、事実である。
生活習慣や仕事の都合上、運動不足の人も多いので、筋トレ的な適度な運動は必要だろう。
しかし、盛り上がるような、筋骨隆々の体は必要ない。
それどころか、たぶん有害だ。
筋肉をつけすぎることで、身体のバランスが狂い、ケガにつながるからである。
昔の力士はほとんどケガをしなかったが、今はほとんどの力士がケガをしている。
それは筋トレのせいだと思っている。
体型も変わってきて、僧帽筋から上腕の盛り上がった、ボディビルダーのようなお相撲さんが増えている。
野球選手でも、大リーグに行くとほぼみんな筋トレで体を大きくし、そしてケガをしている。
大谷翔平も、二度、肘を手術している。
ケガなく終わったのは、筋トレをしなかったイチローくらいのものだろう。
身体のバランスが狂うのは、筋肉が肥大しても、骨の太さが変わらないからだ。
筋出力が無駄に大きくなり過ぎた結果、腱や靭帯を傷めたり、骨折が多くなったりする。
筋トレはそもそも、初めから骨の太い白人や黒人のためのもので、日本人には不向きである。
菌食で知られる実業家の執行草舟によると、西洋はミネラル分の豊富な土壌の上に国があり、水は硬水、日本はミネラル分の少ない土壌で、水は軟水であるという条件の違いがあるという。
DNAにしみついた身体設計上、日本人の骨が太くなることはあり得ないらしい。
それゆえ、骨の太さに依存する筋肥大は、日本人には不向きなのである。
しかし、日本人には力を出せないかというと、そんなことはない。
パワーの源を、筋力だけに限定するから、身体の大きな人に対抗できないと思ってしまうのである。
例えば、昔の日本人は150センチそこそこの身長で、体重も50キロ未満であるが、女性でも米俵を楽に担いでいた。
米俵一俵は、60キログラムである。
中には「五俵かつぎ」といって、五俵担ぐパフォーマンスもあったという。
五俵といえば、300キロである。
どうやってそれが出来るようになったかは、よく分からないけれど、出来ていたという事実は動かしがたい。
ヒントはたぶん、「四股・てっぽう・すり足」といった相撲の鍛錬や、古武術などの身体操作、そして伝統的な農業における体の使い方にあると思う。
一日中、中腰で泥田につかって田植えや草取りをすることが、自然と鍛錬になっていたのだろう。
そういう身体は、作業に使える身体であり、筋トレとは無縁だが、強靭な肉体であるといってよい。
シベリア抑留を生き抜いた元日本兵の方々も、そういう肉体だったからこそだろう。
もし筋トレで作った身体であったら、誰も生き残っていなかったに違いない。
だから、筋トレは必要だが、ムキムキになる必要はない。
プロテインを飲んだりして、筋肥大を促すのではなく、細くても使える筋肉を目指すべきである。
見た目が貧相でも、使える筋肉の方が日常生活においても重宝するからだ。
狙うべきなのは、大胸筋や上腕二頭筋といった表層筋ではなく、多裂筋や大腰筋、横隔膜といった、体幹部の深層筋である。
また、部位に分けるのではなく、身体全体の連動性を高めることに注力したい。
トレーニングとしては、立つ、座る、といった基本的な姿勢を維持すること、そして呼吸法を実践して、呼吸のための筋肉を常に活性化しておくのが良いと思う。
身体が大きくならないので、体型を気にする女性の方にもお勧めである。
希望者には、直接指導いたしますので、下記までご連絡ください。
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おたすけトリちゃんねる ものぐさ・ナマケモノトレーニング 通称「なまトレ」Ⓡ
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※いわずもがなですが、チャンネルは実在せず、URLも架空のものです。
