まだまだ小谷村の話が続きます。

南小谷駅近くのおたり名産館に熊肉カレーがあるらしい・・・ということで、ランチに出かけました。

で、入り口で見かけたのが、タイトルの“うとふき”ありますという手描きの看板です。

「おっ、これは珍しい」と、反応しているのは地元の人ばかり。


先に熊肉カレーを食べ終えたKさんから「店の冷蔵庫になんか野草が入ってるよ」と教えてもらい、それが“うとふき”なる、小谷村の特産だったのです。



うとふき、ウドブキとも・・・が、あのヨブスマソウと気づいたのは、あずさ号で新宿に着いたころ。関西生まれの私は、北の地方に生えるヨブスマソウに出会うことはないかも。まして食べるチャンスなんてあり得ない🤣と、ノーマークの山菜でした。


小谷村では太くて柔らかい、うとふきが生えていて、しかも山奥なので地元の方も簡単には摘めないらしく、幻に近い山菜とか。だからあの反応だったようです。


茎はサッとゆがいて、葉っぱは味噌汁にそのまま入れて、煮込まないように。お店の方から食べ方を教えてもらい、さっそく試食してみました。


たまたま広島のかき醤油が自宅にあったので、シンプルに。香りも食感も初体験です。


で、葉っぱ🌱は少し多めのオリーブ油で揚げ焼き風にしてみたら、パリっとして写真撮るのも忘れて食べちゃいました。小谷村ではこんな素敵な出会いもあったのです。


で、熊肉カレーですか⁉️

若かりし頃、取材先で熊肉ラーメンを食べ終わった直後に顔にぶつぶつ吹き出物が出たから、ちょっと怖かったのですが、あはは🤣 年老いた今、美味しくいただきました。


だって、お蕎麦とカレーのセットですからね。

わが食欲に呆れながら、ハイ、もはや関西におります。


宿泊した椛(もみじ)さんでは、庭にウバユリがあちこちで見かけられたり、


マムシグサやクマイチゴ、オオイタドリ、ギョウジャニンニクが普通に生えていましたよ。



あ〜、また行きたいなぁ。山野草の宝庫で、その山野草と向き合って暮らす人たちに出会えた素敵な旅になりました。お誘いいただいた白井貴子さん、ファンの皆さん、小谷村の皆さん、ありがとうございました🌿🌿🌿