摘み菜ガーデンの藤井です。

私には珍しく外出したくない日々が続き、部屋にこもっていました。

ハマヒルガオやハマダイコンが🌿🌿スクスク伸びる姿を見て、ぼちぼち復活致します💁‍♀️

私が平谷けいこ先生にお出会いしたのは、今から20年ほど前のこと。山と溪谷社という出版社の大阪支局に在籍していた時です。
『四季の摘み菜12カ月』という書籍📖の編集が行われていた頃です。平谷先生の最初の著書です。

面白い発想の人だなぁ。というのが第一印象。だって毎回、編集部にいらっしゃると、大きな葉っぱの上に、カナッペと称して野草がクラッカーの上にそのまま乗っかっていて、編集部の皆んなで恐る恐る😂いただきました。20年前ですからね。

ヨモギを摘んでそのまま味噌汁の具にするヨモスックには苦い記憶が。食いしん坊の私は一番大きなヨモギを入れて口にした瞬間、うっ、ダメだ🙅‍♀️  ヨモギが強くて吐いてしまいました。

平谷先生はヨモギの芽先をちょっと摘んでとおっしゃったのに、私ときたら…。

だから最初から素直に摘み菜を受け入れたわけではなかったのです。

ただ、ひとつ、野草を摘んで食べるだけではなく春の野に出でて若菜摘む……という古来から日本に伝わる「菜摘みの文化」が先生の摘み菜活動の根底にあるのことに興味しんしんでした。

日本各地に赴いて、その地の摘み草文化に触れ、伝承されている方々と交流する。民俗学的な要素にも惹かれました。

そして私の摘み菜の概念をガラリと変えたのが、
『おいしい雑草  摘み菜で楽しむ和食』の本を編集した時でした。平谷けいこ先生と赤間博斗氏の共著です。
ひいなの湯調理長として、テレビなど多岐にわたって活躍されている赤間氏。和食にはストイックすぎるくらい真摯な姿勢の赤間氏を、平谷先生がどうアプローチされたのか、そこはまた面白いエピソードがあるようです。

二人の会話聞きたいでしょ。平谷先生が摘んで、赤間氏はひたすら匂い、口にするというコンビネーション。

本では見なれた摘み菜が赤間氏の手によって、見事な和食に変身しています。全てにちょっとしたコメントがあって、料理を生み出すまでの赤間氏の工夫の様子がコメント📝されています。

あの苦いハマウドには、「これが日本の食べものか?  インパクト大・大・大」と驚き‼️をあらわしながら、「これがおいしく食べられちゃうんですよ」さらりと言ってのける。

摘み菜がプロの手によって、和食の食材に変身していく様子にちょっと感動してしまいました。




メルボルン郊外で摘み菜して、それを調理する赤間氏。カンガルーの肉🥓🦘です。すごい獣臭だったのですか、赤間氏の摘み菜マジック。うふふ、初カンガルーはめちゃおいしいお肉でした。


そんな本を作ったご縁から、私は摘み菜を伝える会に入会させていただきました。

今年も会費を納めなきゃ。

ちなみに3月のJAL 国内線ファーストクラスの料理は赤間博斗さん・ひいなの湯監修ですからね。3月はJAL国内線ファーストクラスに乗ろう💁‍♀️


https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84%E9%9B%91%E8%8D%89-%E6%91%98%E3%81%BF%E8%8F%9C%E3%81%A7%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%82%80%E5%92%8C%E9%A3%9F-%E8%B5%A4%E9%96%93-%E5%8D%9A%E6%96%97/dp/4635810119



https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E3%81%AE%E6%91%98%E3%81%BF%E8%8F%9C12%E3%83%B5%E6%9C%88-%E5%81%A5%E5%BA%B7%E9%87%8E%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%BF%E6%96%B9%E3%81%A8%E6%96%99%E7%90%86%E6%B3%95-%E6%91%98%E3%82%93%E3%81%A0%E8%8D%89%E3%81%8C%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%94%E3%81%A1%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82%E8%BA%AB%E8%BF%91%E3%81%AA72%E7%A8%AE%E3%82%92%E7%B4%B9%E4%BB%8B-%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%82%A4%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%91%E3%81%84%E3%81%93/dp/4635047962