白坂です、


男女の違いを理解する

あくまで一般論として、
男性と女性は、想像以上に
かなり違います。

たとえば、
買い物。

男性は、まず目的を考えます。
だから、必要がなければ買い物には行きません。
何か必要な物があれば、その必要な物を
買うために買い物に行きます。

なので、
男性の買い物は一般的に速い。
目的の商品が見つかったら、
レジに並んで、買って帰るだけ。

しかし、
女性は、過程を楽しみます。
特に必要がなくても買い物に行きます。

お店に入って、色々な場所に
色々な商品が並んでいるのを見ること
そのものを楽しめます。

だから、
・色々なお店を見て回りたいし、
・色々な商品を見て回りたいし、
・何を買うかを考えることも、また楽しい

なので、
女性の買い物は男性の買い物に比べて
一般的に長くなりがち。

男性からすると、
「速く決めれば良いのに、、、」と
感じるかもしれませんが、そもそも
買い物に求めていることが違います。

男性:
買い物は必要な物を手にいれるための手段

女性:
買い物は楽しい時間を過ごすための目的


もし、価値観の違う相手を理解することなく、
「自分の考えこそが正しい」と
考え続けていたら、どんな異性と
付き合っても上手く行きません。

なぜなら、
「相手が誰なのか?」が問題なのではなく、
自分の価値観を通してしか相手を見れない
という自分自身の問題だから、です。

例えるならば、

自分が赤の色眼鏡をかけながら
社会を見続けているのに、
「どこかに青色はないか?」と
探し続けているようなもの。

もし本当に青色を見たいのであれば、
そもそも、自分がかけている
赤の色眼鏡を外す必要がある。
だから、


男女の違いを理解する


どんな人も対等であるのが望ましい。
どんな人も機会に関しては
平等である方が望ましい。

しかし、
条件の平等は、同質を意味しない。

あくまで一般論として、
男性と女性は、想像以上に違う。
優劣の問題ではなく多様性の問題。

自分の価値観を通して
相手を見続けて、
相手が自分の価値観に合わせることを
求め続けていたら、人間関係は地獄。

絶対に変わらない相手を
変えようとし続けるほど
互いにとっての不幸はない。

・違うものは違う
そして、
・違って良い

違うということは、
活躍の場が違うというだけのこと。

勉強で活躍することが出来る人もいれば
スポーツで活躍することが出来る人もいるし、
芸術で活躍することが出来る人もいる。

1人でこそ才能を発揮する人もいれば、
みんなとの協力でこそ才能を発揮する人もいる。


効率を求めることも大事。
しかし、効率だけを追求した人生に
豊かさはない。なぜなら、豊かさとは
無駄だから。

たとえば、
ホテルというのは、
極論、寝るための場所。

だから、効率だけを求めるならば、
狭い部屋にベッドが1つ置いてあれば
ホテルとしての機能は果たす。

しかし、
無駄なスペースが一切ない場所に
人は豊かさを感じない。

逆に、

・無駄に高い天井
・無駄に広い部屋
・無駄に多い部屋数、、、

にこそ、
人は豊かさを感じる。


男女の違いを理解する


ある特定の目的を持った買い物には
無駄がない。効率は良い。
ただ無駄がないということは
豊かさもない、ということ。

一方、
目的もないのに買い物に行く
というのは無駄。

まして、
たくさんのお店を見て回り、
色々な商品を見て、
「どれを買おうかな!?」と
時間をかけて悩むのは究極の無駄。

しかし、
究極に無駄をしているということは、


究極に豊かな時間を過ごせている


時間を、
そして人生を楽しむことが出来ている。

「効率」と「豊かさ」の
どちらが正しいと考えることほど
不毛なことはない。

もちろん、
どちらも大事。

・ある時は「効率」をトコトン追求すべきで、
・ある時は「豊かさ」をトコトン楽しんでいい

色々な価値観の人が居るというのは、
それだけ社会が豊かだ、ということ。

1つの価値観で強制的に統一して、
統率が取れた状態で、みんなが画一的に
動くのは無駄がなく効率が良いけれど
社会には豊かさがない。つまり、楽しくない。

もし、
これからの時代が「多様性」の時代だ
というのであれば、過去に効率を追求したお陰で、
1人・1人の余裕時間が増え続けているから。

昔は、
・週休1日が当たり前だった。
しかし、
・週休2日が増え始め、
・週休3日も試され始めている。

昔、
・1日16時間労働という時代もあった
しかし、
・1日8時間労働が当たり前になり
・さらに短くなって行こうとしている

それは、

世界中の企業が効率を追求してくれているお陰。
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ、、、などの機会が
家事の負担を軽減し、世の中のありとあらゆる
サービスが代行してくれるようになっているから。

効率を追求し続けて、時間の余裕が拡大し続ける
時代の中で、せっかく余った時間の中で
また無意識に効率を追求しているとしたら
まさに「忙しい」人生。心を失っている。

もし、
自分と価値観が違う相手がいるとしたら
議論すべき相手ではない。もう一方の
大切な価値観を教師として教えてくれている。

・旅行「そのもの」を楽しむ豊かさ
・買い物「そのもの」を楽しむ豊かさ
・食事「そのもの」を楽しむ豊かさ、、、


男女の違いを理解する


もし、
自分の価値観「だけ」を貫き続ければ、
究極的に効率が良く、究極的に
味気ない人生になっていく。

そうではなく、

自分の価値観「も」大切にしつつ、
しかし、自分とは違う価値観の
相手の価値観「も」理解に努めたならば、、、

人生は、
どこまでも・どこまでも
豊かになり続け、そして


楽しい人生になっていきます。

男女の違いを理解する

今回は以上です。
本日も文章をお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

白坂慎太郎

参考書籍: