白坂です、

 

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さて、

 

最善を尽くす


最善を尽くすというのは、「取り得る手立ての中で最も善いと思われることを全て行う」ということです。

 

残念ながら、わたしたちは結果を管理することが出来ません。

 

人は、結果が才能や能力によってもたらされると勘違いする傾向がありますが、しかし、結果は計算上ではあり得ないくらいのいろいろな数の要素が複雑に絡み合った上で起きています。才能や能力はその要素のホンの1つか2つの要素であったとしても、決して全てではありません。

 

だから、才能や努力さえ十分であれば思い通りの結果が出るというわけでは当然ありません。また、仮に望んだ通りの結果が出なかったとしても、必ずしも才能や能力の不足だとも言えません。

 

結果は、自分の内の要素で起きるものではなく、自分の管理の「外」の要素で起きるものです。なので、結果だけを基準に判断すると、進むべき道を見失ってしまいます。だから


最善を尽くす


結果はもちろん大事ですが、それ以上に大事なのは、自分が最善を尽くしたか・どうか、です。取り得る手立ての中で最も善いと思われることを全て行ったか・どうか、です。

 

もちろん望む結果を出すためにやっているのですから、最善を尽くした後に本当に望む結果が得られたらば言うことはありません。最高です。

 

しかし、最善を尽くしたにも関わらず、残念ながら望む結果を得られなかったとしても、その最善を尽くした過程から、数多くの学びがあります。その最善を尽くす過程を通じて、人はどこまでも・どこまでも成長し続けていくことが出来ます。

 

では、最善を尽くしたか・どうかは、どうやったら分かるのでしょうか。それは結果が出た後に心から湧き上がって来る感情で分かります。もし最善を尽くしていなかった場合に望む結果が出なかった場合は、後悔の気持ちが出てきます。「なんで、あれをやらなかったんだろう・・・」とか、「あぁ、あの時アレをやっていたら違う結果になったのかもしれない・・・」とか、、、

 

もし後悔の気持ちが湧き上がって来たとしたら、それは最善を尽くしていなかったということです。もっと一生懸命に考えれば色々な方法がまだ思い浮かんだのかもしれません。もしくは、思い付いていたにも関わらず、やらなかったことがあったのかもしれません。

 

しかし、

 

もし最善を尽くしたのであれば、決して後悔の気持ちは出てきません。「考えられるだけのことは考えた。」「思いつく限りのことは全部やった。」であれば、たとえ得た結果が望むものではなかったとしても、「仕方がない、また次で頑張ろう」と簡単に割り切れるのです。

 

繰り返しになりますが、結果を出すための才能や努力というのはもちろん大事ですが、しかし、たとえ才能や努力が十分であったとしても結果は思い通りに管理は出来ません。

 

結果は、計算上あり得ないくらいの数のいろいろな要素が複雑に絡み合って起きるものなので、管理の「外」にあります。もし、管理できないものを管理しようとしたならば、心穏やかに生きることは出来なくなります。

 

もちろん、才能を磨くことは大事ですし、望む結果を得るために努力することも大事です。ただ、才能を磨き、懸命な努力をして、「やれるだけのことは全てやった。どんな結果が出たとしても、決して悔いはない」と思えたならば、結果に関係なく、そう思えた時点で既に100点満点です。


最善を尽くす


結果は残念ながら管理できません。わたしたちが生きているのは確実な世界ではなく、不確かさが存在している世界です。その不確実性の世界の中でできることは、最善を尽くすところまで。結果は掴み取るものではなく与えられるものです。

 

しかし、最善を尽くしたならば結果はともかく、必ず、学びがあります。体験の中から成長があります。人としての進化があります。その進化・成長し続けている人間が、望む結果を得続けるまで挑戦し続けたならば、いつか・必ず、望む結果以上のものを受け取れる日もやって来ます。

 

そう、結果は良い意味でも思い通りになりません。「過去こうだったから、今回はこれくらいかな」という予想を遥かに超えるような結果を突然受け取れるような日もやって来ます。それは、進化・成長という目に見えない貯金を続けていたことに対するご褒美を受け取れるようなものです。

 

結果を管理できるは幻想。結果は管理できません。できるのは最善を尽くすところまで。そして、自分の思い通りの途中過程ではなかったとしても、心の底からの夢はいつか必ずかなうものだと信じる。かなうまで挑戦し続ける。そうすれば奇跡が起きます。ある日、突然、自分の想定を遥かに超えた結果を受け取れます。すなわち、

 

夢がかないます

 


最善を尽くす


最後お読みくださり、感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

 

白坂慎太郎

 

参考教材:

『カンフーパンダ』


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