GS1200SS 復活① | TO THE HIGHWAY

TO THE HIGHWAY

Maintenance & Dive Log

2018.04.30

BMW R100RSカフェレーサーと平行して作業していた1台。

GS1200SS


発売当時から気になっていたバイクで、わずか3年で生産終了。その後はジワジワと値上がりし、今でも流通価格は新車価格を上回っている。


不動車になり半年とのことで、かなり安く手に入れた初期型。実家でしばらくカバーをかけて保管していたが、時間がある時にコツコツ作業していた。




バッテリーを換えてもスターターが空回り調べるとスタータークラッチの締め付けボルトのゆるみが原因らしく、160Nmで増し締めした。

ついでに劣化でしょぼくなっていたシルバーカバー類をGSF1200のガンメタに交換した。






GSF1200用ブラックカバー品番↓

カバージェネレーター

11381-26E21 ¥2646

カバークラッチ

11340-26E20 ¥11772

カバーマグネット

11351-26E20 ¥12528


ガスケット スターターギアカバー

11483-48B21-00 ¥680

ガスケットジェネレーターカバー

11491-27A20 ¥410

ガスケットクラッチカバー

11482-27A20 ¥702


クラッチの張り付きがあるとのことだったので、レバーを縛り付けておいた。

油冷エンジンの要であるオイルはZでも使用しているA.S.HPSE


油温はヨシムラのプログレス1でモニターできるように取付。

プラス電源はウインカー交換で不要になったポジションから取り、センサーはオイルクーラー入口(パイプ左下側)から取ることにした。

オイルクーラー出口(右側)から冷えた油温を計る油冷オーナーが多いが、エンジン状況を知るのに油温が最も高くなるクーラー入口をモニターすべきと判断。

火を入れて暖気したら張り付きも直り、エンジンの異音もなく全く問題なし。

抜いたオイルも汚れていなかったので、前オーナーはスターター空回りの病状から放置したままだったのでは?と推測。

実家近くのバイク屋で抹消から登録、車検を取り約¥5万の出費で復活させた。


②へ続く…