センバツ吉報待つ注目選手2 滋賀  彦根工・辻野桜嘉

2022/02/14/20:12 高校野球


昨年の秋季大会で八幡商に強烈な打球を放ち、チームに貢献した彦根工・辻野(撮影・西村伊織)

 第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の出場校が28日に決定する。当記事では吉報を待つ注目選手を紹介。前回の田辺に匹敵する打撃で力を示し、昨年の秋季大会で貢献した彦根工・辻野桜嘉を直撃した。(取材・構成=森下翔)

秋季大会での悔しさをバネに
 秋の滋賀大会での彦根工は初戦の光泉カトリックに勝利したが2回戦で秋季大会優勝の古豪、八幡商に惜しくも敗退。彦根工・辻野はそれからこう話す。

「応援してくれる皆さんに悔しい思いをさせてしまったなというのが一番大きいです。甲子園に出られるチャンスは夏しかないので、それまで死ぬ気で練習して、絶対に夏は甲子園に出て、恩返しするプレーをします」


 打撃の話になると辻野や田辺がどうしても話題になるが、「学年関係なしに『辻野じゃなくて、俺が頭だ!』と思っている子はいますよ」と川嶋監督が話すように多くの選手が火花を散らしている。

彦根工・伊藤と初戦突破の勝利を喜び合う辻野(撮影・西村伊織)

目標は高く
 注目の辻野は今後のインタビューに対して「大谷こえます」と話す。辻野はあの大谷翔平を超えるつもりで準備を進めている。今後の飛躍的な活躍に注目したい。

スラッガーとして
 プロフィールから痩せ体型を気にする声も聞かれるが、夏に比べて秋は明らかに体つきが良くなってきており、そのことでスイングスピードもアップしているように見えた。また前述したように厳しいマークの中でも左方向へ放り込めるというのはやはり只者ではない。

練習後に彦根工・東と笑顔を見せる辻野(撮影・東幹也)

■辻野 桜嘉(つじの おうか) 2004(平成16)年5月12日生まれ、17歳。滋賀・彦根市出身。小学4年で稲枝東スポーツ少年団で野球を始める。稲枝中時代は部活動の主将としてチームを引っ張った。彦根工では2年秋から出場。173センチ、60キロ。最速103キロ。右投げ右打ち。