センバツ吉報待つ注目選手 滋賀 八幡工・前田琉生
2022/02/08/17:21 高校野球


昨年の秋季大会で力投でチームに貢献した八幡工・前田(撮影・田中一)
第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の出場校が28日に決定する。当記事では吉報を待つ注目選手を紹介。投打で力を示し、昨年の秋季大会で貢献した八幡工・前田琉生投手を直撃した。(取材・構成=石田宏樹)
濃密だった昨年の秋季大会「貴重な経験…さらに自分磨く」
昨年の秋季大会では抑え&主軸としたが惜しくも初戦敗退。八幡工・前田の胸には濃密だった戦いの日々がしっかりと刻み込まれている。 「貴重な経験ができたことは今後の野球人生に絶対に生きてくる。あの場所でもう一度戦いたいと思うと、いまのままでは絶対にいけない。さらに自分を磨き、レベルアップしたいです」

「僕らの代でこの八工(八幡工)を日本一にすることが目標だとずっと言い続けてきている。できる選手はそろっているので、あとは自分ら次第」
まずは春の甲子園切符へ、願いは届くか。高卒でのプロ入りにも意欲を燃やす二刀流は高校野球ラストイヤーで、いまだ甲子園制覇のない滋賀県勢の球史を変える。

草津東に強烈な打球を浴びせる八幡工・前田(撮影・田中一)
体作りへ体重増やし球速アップへ
甲子園初出場の吉報を待つ。プロ注目前田は切符を手にするつもりで準備を進めている。
「冬は体づくりに重きを置いてやっています。いまの体重は69キロで、食事やウエートで75キロぐらいにし、球速を上げたいです」
直球の最速は110キロで、まずはこの冬の期間でこの数字を常時出せるようにすることを目指している。そのほか、スライダー、カーブなど6種類と豊富な変化球を操るなかで、ツーシームの習得にも挑戦中。昨年の秋季大会では球数がかさんだこともあり、省エネ投球にも取り組んでいる。
進化を図るうえで大舞台を経験した多くの同級生と切磋琢磨し合い、最後は全国の頂点に立って、笑う。
■前田 琉生(まえだ・るい) 2005(平成17)年6月30日生まれ、16歳。滋賀・東近江市出身。小4から八日市ビクトリーで野球を始める。聖徳中時代は部活動でプレー。八幡工では1年秋からベンチ入りし出場。173センチ、69キロ。最速110キロ。右投げ右打ち。