1月12日 西宮市塩瀬中学校において「名塩道路・城山トンネル着工式」が開催され、私も来賓として出席し、ご挨拶と鍬入れを務めさせていただきました。

一般国道176号は、京都府宮津市から阪神北部地域を経由し大阪府大阪市に至る延長約180kmの主要幹線道路です。名塩道路は、西宮市山口町から宝塚市栄町までの延長10.6kmの現道拡幅を主体とした4車線化の事業で、交通混雑の緩和、交通安全の確保および異常気象時の交通確保を目的とした道路であります。今回の城山トンネル(仮称)は、名塩道路の宝塚側から約2.5km入ったところで、延長311m、北側に武庫川、南側にJR福知山線、トンネル上部に旧JR隧道や関電鉄塔を有する急傾斜地に位置しており、非常に高度な技術が必要になります。設計段階から施工者が参画するECI方式を活用し、三者合同での現地踏査など、合同で技術的な課題の解決に取り組み、設計検討を踏まえ、今回の工事に着手します。

一日も早い完成のため、微力ですが尽力してまいります。